東京の注文住宅
YAZAWA LUMBER

2020/08/11

注文住宅で木造耐火住宅を取り入れるメリット

家を建てる際には、耐震や耐火など、様々な災害への対策をしっかりと検討すべきです。
火に強い住宅というのはもちろんですが、万が一火災が発生してしまった場合の換気性や避難経路、救助隊員が消火活動を行いやすいかといった点まで、十分に考えておくべきです。

注文住宅で木造耐火住宅を取り入れるメリット

注文住宅は、家の構造について考える必要がありますが、特に火災の発生および周囲への延焼を防ぐ耐火構造は非常に大切です。

耐火性能については、鉄骨の建造物のほうが燃えにくいイメージがありますが、鉄は550℃を超えると強度が急激に低下するため、鉄筋は溶けて崩れる可能性があります。その場合は逃げる時間や消防士が中に入って消火活動ができないなどの問題が発生します。

 

木造耐火構造の住宅の場合、燃えた部分が炭化して内部への酸素供給を断つため、中心まで燃え広がるスピードを遅らせると共に、構造部分を残すことで強度低下を抑えることもできます。火災発生から10分ほど経った鉄の住宅は強度が2割程度まで低下しますが、木造であれば8割の強度を保つことが可能です。木造住宅から火災が起こったとき、隣家の外壁の表面温度は800℃を超えるので、耐火構造をしていない住宅であった場合、受ける被害は大きいでしょう。 消防士から見ても、鉄骨構造より木造構造の方が消防活動はしやすいといわれています。

 

YAZAWA LUMBERの注文住宅で用いられている木造耐火建築では、外部からの火災に耐えるとともに、内部火災にも強い構造になっています。
注文住宅を考えている人は、耐火構造を取り入れた家づくりをおすすめします。

木造耐火構造の特徴

木造耐火構造の特徴は、外壁を使って近隣からの火災を防ぐことはもちろん、メンブレン耐火被覆工法などを使用して内部からの火災を抑えます。
都市部では、ひとつの住宅から火災が発生したとき被害が広がりやすいため、防火地域や準防火地域が指定されています。これらの地域の住宅には耐火構造が義務付けられており、建物の構造や性能は定められた基準を満たしていなければなりません。

 

例えば、通常の木造住宅の場合は地上2階以下、延床面積が100平方メートル以下という基準がありますが、木造耐火構造では、3階建て以上、延床面積100平方メートル以上の住宅も可能です。
防火地域では、鉄筋コンクリートや鉄骨しか建設できないというイメージがありますが、木造でも耐火構造は可能です。
木造耐火は、主要構造となる部分が耐火構造であること、火災終了時まで耐えられることができます。

 

東京などの都市部では木造耐火構造を用いられた住宅が多く、火災への備えをしている人が多いです。都市部での注文住宅を考えている人は、木造耐火構造の住宅を検討する必要があるでしょう。
YAZAWA LUMBERの注文住宅では、木造構造においても鉄筋コンクリートや鉄骨構造と同様の耐火住宅が可能です。

木造耐火構造のメリット

木造耐火構造のメリットは、防火機能だけではありません。鉄骨の住宅の場合、コンクリートが固まるまで時間がかかりますが、木造であれば基礎部分のみコンクリート工事になるため、工期を短縮でき、建設コストを抑えることが可能です。また木造耐火構造は、大型クレーンなどの重機が不要なため、変型地や狭小地などに建設される都市型住宅にも対応できます。

 

そして、各地方自治体からは耐火性能に優れた住宅の建設に対する補助金、助成金制度が用意されていますので、コストが抑えられるでしょう。住宅の火災保険料は、建築地や構造によって保険料率が異なりますが、木造耐火構造は性能が高いと区分されるため、一般の木造耐火に比べると保険料も安くなります。

 

YAZAWA LUMBERの注文住宅では、「ワンランク上をスタンダードに」をコンセプトとして、自由度が高い、こだわりを反映させた理想通りの家を造ることが可能です。注文住宅を木造耐火構造にすると、空間を有効活用でき、柱や壁の位置を調整することでインテリアレイアウトの自由度が高くなり、光を取らえることができます。
都市型住宅では木造耐火構造にすることで、変形地や狭小地を活かすことができます。火に強い注文住宅は、木造耐火構造で手に入れましょう。

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