東京の注文住宅
YAZAWA LUMBER

2023/02/24

ビルトインガレージの固定資産税は安くなる?わかりやすく解説

ビルトインガレージの固定資産税は安くなる?わかりやすく解説

住宅を建てた際に、毎年欠かせないのが「固定資産税の支払い」です。ビルトインガレージを設けた場合、固定資産税に影響はあるのでしょうか。

 

本記事では固定資産税への影響や、ビルトインガレージを作るときの注意点などを解説します。ガレージハウスを建てようと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

ビルトインガレージとは

ビルトインガレージとは何か

建物の一部に自動車の格納スペースを設けて、ドアやシャッターを取り付けた車庫のことを「ビルトインガレージ」と呼びます。1階に玄関とガレージ、2階より上に居住スペースを設けるという間取りが一般的です。

 

ビルトインガレージの最大のメリットは、風雨や飛散、紫外線などから大切な愛車を守れるという点です。また、四方が壁やシャッターで囲まれているため、外部から第三者が侵入する心配もないでしょう。盗難やいたずらの防止につながります。

 

ガレージの中にドアを設置すれば、室内からアクセスしやすいのも嬉しいポイントです。荷物の出し入れがしやすいほか、子どもが乗り降りする際の安全も確保できます。悪天候の日も、乗り降りするとき雨に濡れる心配がありません。

 

さらにデザインや間取り次第で、ガレージの中を秘密基地のような空間に仕上げられます。広めに設計すれば、車のメンテナンスやバイク置き場など幅広い用途に使えます。

 

車をガレージから出して、中でバーベキューをしたり子どもの遊び場として使用したりするのもよいでしょう。

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ビルトインガレージと固定資産税の関係性

ビルトインガレージと固定資産税の関係性とは

ビルトインガレージの床面積が「住宅全体の5分の1以下」である場合、ガレージ部分は固定資産税の計算に含まれない、という話をしばしば耳にしますが、ビルトインガレージにしたことで固定資産税が軽減されることはありません。

 

ビルトインガレージが延床面積の5分の1以下であれば、「容積率」には算入されませんが、固定資産税の課税対象には含まれるため、注意しましょう。

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ビルトインガレージの固定資産税で注意するべき点

ビルトインガレージの固定資産税で注意するべき点とは

では、固定資産税はどのような要素で決まってくるのでしょうか。固定資産税の課税対象には以下の3つが基準とされています。

 

・3方向以上に壁があり、屋根を備えている(外気分断性)
・基礎等で土地に固定されていること(土地定着性)
・居住、作業など何らかの目的に応じて利用できるもの(用途性)

 

さらに、ガレージハウスでは設備のグレードによっても評価額が変わります。詳しく見ていきましょう。

■シャッターのグレードに注意する

シャッターのグレードも、固定資産税の評価額にかかわる大切なポイントです。

 

電動シャッターなどを採用した場合、設備面で加点される可能性があります。さらに毎年1万円程度の保守点検費用がかかる場合もあり、数十年単位で考えると大きな金額になります。

 

固定資産税を含む各種費用を抑えたい場合は、基本的な機能のみが備わったシャッターを取り付けましょう。

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快適なビルトインガレージを建てるコツ

快適なビルトインガレージを建てるコツとは

最後に、快適なビルトインガレージを作るためのコツを紹介します。間取りや設備に工夫を凝らし、家族全員が生活しやすいガレージハウスを実現しましょう。

■騒音対策をする

ビルトインガレージは建物に組み込まれているため、エンジン音やシャッターの開閉音が室内によく響きます。

 

家族に迷惑をかけないよう、寝室とビルトインガレージを隣接させない配置にしましょう。音に敏感な乳幼児がいる家庭では、とくに注意が必要です。

 

またシャッター音については、近隣住民との騒音トラブルに発展する可能性があります。早朝や深夜の出入りが多い方はとくに、静音性が高いオーバースライダータイプや電動シャッターの取り付けを検討してください。

■居住スペースへの動線に配慮する

車から居住スペースへの動線を工夫することで、移動が楽になります。例えば買い物が多い家庭では、キッチンに勝手口を取り付けるのがおすすめです。ガレージとつなげることで、持ち帰った荷物の運び込みがしやすくなるでしょう。

 

室内でくつろぎながら愛車を眺めたい場合は、リビングとガレージをつなげるという選択肢もあります。また狭小住宅など、リビングが2階にある間取りでは、階段の近くに勝手口があれば出入りがしやすいはずです。

 

設計の段階で家族とよく話し合い、ライフスタイルに沿った動線を考えましょう。

■将来も見据えた設計にする

ビルトインガレージを作るにあたって、居住スペースが不足した場合は階数を増やして床面積を確保するのが一般的です。

 

しかし階数が増えるにつれて、階段による上下の移動が多くなることを忘れてはなりません。若いうちは気にならなくとも、加齢にともない足腰へ大きな負担がかかります。

 

また一度建てたビルトインガレージは、サイズ変更が非常に困難です。車を買い替えたり増やしたりする予定があれば、その点も見越した設計をおこなってください。駐車台数は同じでも、車種によって幅や高さが異なるので注意が必要です。

 

来客用の駐車スペースの必要性や、駐車以外の使用目的などもあわせて検討しましょう。ガレージ部分に限らず、間取りを考える際は、将来を見据えた設計をおこなうことが大切です。

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ガレージハウスを建てるならヤザワランバーにお任せください

大切な愛車を守りたい、生活動線の向上を図りたいといった方にはビルトインガレージの設置がおすすめです。ガレージの大きさに配慮すれば、固定資産税を抑えられるのも大きなメリットです。

 

ただし固定資産税に関する規定は、自治体によって異なります。取り入れる設備によって、評価額が左右されることもあるでしょう。

 

ガレージハウスを建てて失敗しないためには、豊富な実績や高い技術をもつ工務店に施工を依頼することが大切です。信頼できるハウスメーカーを探して、理想のガレージハウス作りを実現しましょう。

 

ヤザワランバーは、東京を中心に家づくりをおこなっている住宅会社です。これまでにガレージハウスを建てた実績も複数あり、創立48年で培ったノウハウを活かした家づくりが可能です。

 

ただいま「オンライン家づくり相談会」を実施していますので、ガレージハウスの建築を検討中の方はぜひ一度ご参加ください。お客様の家族構成や理想の暮らしなどをお伺いしたうえで、最適な間取りプランをご提案いたします。

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