東京の注文住宅
YAZAWA LUMBER

2023/06/29

3階建ては後悔する?失敗しやすいポイントと対策を解説

3階建ては後悔する?失敗しやすいポイントと対策を解説

3階建ては土地が狭い場合などに向いていますが、デメリットもあります。建ててから後悔をしないか心配に思うこともあるでしょう。せっかくのマイホームで後悔しないよう、本記事で紹介する3階建ての後悔しがちなポイントや対策などを参考に、家づくりを考えてみましょう。

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3階建てで後悔しがちなポイント

3階建てで後悔しがちなポイントとは

まず、実際に3階建てを建てた人が後悔しやすいのはどのような点なのかを紹介していきます。

 

階段の移動が大変

3階建ては、平屋や2階建てに比べて階段が多くなるため、毎日の家事や移動が大変と感じる人も少なくありません。特に、小さな子どもやペットを抱っこしたり、重い荷物を持って階段を上り下りしたりしなければいけないときは大きな負担になるでしょう。

また、1階や2階に洗面所を設置して3階のバルコニーに干し場をつくると、毎日洗濯物を干すときと取り入れるときに上下階を移動しなければいけません。

さらに階段が多いと、「長く住んで年齢を重ねて足腰が弱くなったときに不安がある」という声もあります。

 

電気代がかかる・電波が弱いことがある

3階建てにすることで、限られた床面積でも部屋数を多くできます。しかし、部屋数が増えるとその分、家具や各部屋にエアコンや冷暖房器具を設置しなければいけません。

夏場や冬の冷暖房が必要な時期は、家族がそれぞれの部屋で過ごすと以前の家よりも電気がかかってしまうでしょう。

また、3階建ては2階建てや平屋に比べると壁や床が多い間取りです。そのため、家の中でもWi-Fiが入らない、入りづらいスペースができてしまうことがあります。

 

上階への家具や家電の搬入が手間

3階建ては、上階に家具や家電を搬入するのが大変になります。今まで使っていた大型家電が階段やドアの幅より大きいものだと、引越しする際にクレーンなどを使って外から搬入するか買い替えなければいけなくなり、引越し代が高くなることもあるでしょう。

また、住んでいて冷蔵庫や洗濯機など大型の家電を買い換えるときの搬入も手間です。階段やドアの幅に合わせた家具や家電を選ばなければいけません。

 

建築費用やメンテナンス費用がかかる

3階建ては、2階建てよりフロアが1階分増えるので建築費用がかかります。通常の2階建てよりも建築資材や設備、人件費などのコストがかかるため、3階建てを考えているなら専門家と相談のうえ、十分な予算を確保しておきましょう。

また、3階建ては建てた後のメンテナンスの費用も高くなります。2階建てよりも高さがあるため、外壁の塗装や修理、屋根などのメンテナンスは、高所になり専門業者に依頼する必要があります。

住み始めてからも定期的なメンテナンス費用が発生すると認識しておきましょう。

 

隣の家との距離が近い

3階建てのメリットは、狭小地でも部屋数や居住スペースを多くできる点です。しかし、狭小地の場合、周辺の建物との距離が近いケースがほとんどのため、プライバシーの観点から日中でも1階のカーテンを開けられなかったり、下の階の日当たりが悪かったりすることがあります。

また、隣の家との間に十分なスペースが取れていないと、車を出し入れするときに苦労したり隣家の生活音が気になったりする場合もあるでしょう。建物の間取りや隣家とのスペースは専門家と相談しながら最適になるよう設計してもらう必要があります。

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3階建てで後悔しないための対策4選

3階建てで後悔しないための対策4選とは

3階建てには後悔しやすいポイントがいくつかありますが、建てる前に対策を取れば防げるものもあります。以下の対策を参考に、事前に十分な検討を重ねましょう。

 

動線や日当たりを考えて間取りを決める

家事動線や生活動線を考えて間取りを決めると、住みやすい3階建てを建てられます。たとえば、家事動線の場合は水回りをなるべく1か所にまとめておくとよいでしょう。ランドリールームを作って、洗う・干す・たたむを1つの部屋で完結できるようにするのもおすすめです。

また、階段の上り下りを減らすために1階に収納スペースを作ってもよいでしょう。

日当たりは、家を建ててから実際に見て明るい部屋をリビングやダイニング決めるか、吹き抜けや天窓を設けて明るさを確保しましょう。周辺の家が近くても吹き抜けや天窓を活用すれば、採光を確保でき明るい部屋になります。

3階建てを検討するときは、理想の間取りや動線を実現できる広さがあるかを十分に検討しましょう。

 

年齢を重ねても暮らしやすい家にする

長く住むことを考えて、年齢を重ねても暮らしやすい間取りにしましょう。玄関の近くに階段を設置したり階段の幅を広くして手すりをつけたりすれば、階段の上り下りでの負担を減らせます。

また、老後にリフォームするため、あらかじめエレベーターを設置できるスペースを確保しておくのもおすすめです。建材や外観も長く住むことを考えて劣化に強い素材や汚れが目立ちにくいものなどを選ぶと、メンテナンス費用も抑えられます。

 

夏の暑さや地震への対策をしておく

3階建ては上階が暑くなりやすい構造です。特に吹き抜けを設けていると上下階の気温差が大きくなることも考えられるので、断熱性の高い素材や窓を使用する、シーリングファンを取り付けて室内の空気を循環させるなどの夏の暑さ対策もしておきましょう。

また、3階建ては2階建てや平屋に比べて地震のときの揺れを感じやすいので、専門家と相談して耐震性の高い工法を選ぶことも大切です。

 

建てるときの制限をあらかじめ調べておく

3階建てを建てる場所に制限があるか確認しておきましょう。地域によっては、耐震や防火の目的で建てられる建物の高さに制限がある場合があります。「3階建てを建てるつもりで土地を購入したのに、2階建てまでしか建てられなかった」と後悔しないよう、気に入った土地が見つかったら、制限があるのかを事前に確認してから購入を検討してください。

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後悔ばかりではない!3階建てのメリット

後悔ばかりではない!3階建てのメリットとは

3階建てには、平屋や2階建ての住宅とは違うメリットがあります。具体的に詳しく説明しましょう。

 

狭い土地でも部屋数を確保できる

3階建ては高さを利用した住宅です。縦の空間を活用できるので、土地が狭くても部屋数を確保できます。家族が多くそれぞれの居室を設けたい場合や、趣味の部屋や書斎など用途ごとに部屋をつくりたいときにも希望する間取りを実現できるでしょう。

また、都心の人気のエリアの狭小地を購入した場合も、3階建てにすれば床面積を広くできます。

 

日当たりが良く眺めを楽しめる

3階建ては一般的な住宅に多い2階建てよりも1フロア分高くなるので、周囲に高層ビルや日差しを遮るような建物がなければ、日当たりと眺望のいい住まいを作れます。屋上にテラスをつくれば日差しいっぱいのスペースになるため、ガーデニングやセカンドリビング、趣味のスペースなど自由な使い方ができるでしょう。

 

階ごとに使い方を分けることができる

3階建てにすれば、フロアごとに使い分けした暮らしが可能です。たとえば、1階を店舗やガレージにして2階、3階を居室スペースにする、3階建てに二世帯で住む、1階部分を賃貸にして、2階、3階にオーナーとして住むなど、さまざまな使い方ができます。

階ごとに用途を分けて使えるので、メリハリのある理想の暮らしができるでしょう。

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しっかり対策して後悔しない3階建てにしよう

3階建てには多くのメリットもありますが、デメリットもあるため、どちらもしっかり把握して検討することが大切です。

デメリットを考えずに建ててしまうと後悔する可能性もあります。3階建てで後悔しないためには、建てる前から専門家と相談しながら入念に下調べをして計画を建てることが重要です。まずは、どのような暮らしをしたいかを家族と話し合ってみてください。

 

YAZAWA LUMBERでは、オンラインで無料の家づくり相談会をおこなっています。展示会や店舗に出向く必要がなく、自宅にいながら住まいづくりのプロに相談ができます。間取り以外にも資金計画や土地探しの相談にも乗っているので、お気軽に問い合わせください。

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