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YAZAWA LUMBER

2023/06/28

3階建ての間取りは?暮らしやすい家にするポイントを解説

3階建ての間取りは?暮らしやすい家にするポイントを解説

3階建ての家を建てようと考えたとき、どのような間取りにしたら暮らしやすく、おしゃれな家にできるのかと悩むことも多いのではないでしょうか。

そこで、本記事では3階建てのメリットとデメリットだけではなく、間取りを考える際の注意点も含めて詳しく解説します。魅力的な3階建ての実例紹介もしているため、ぜひ、理想の家づくりの参考にしてください。

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3階建ての住まいのメリット

3階建ての住まいのメリットとは

家を建てるための土地が狭かったり、広く購入できなかったりしても、3階建てにすることで居住空間を広く確保できます。また、スペースをうまく活用できればオリジナルの空間を生み出せるため、アイディアひとつで理想の居住空間を実現することも可能です。

3階建てのメリットについて、詳しく解説します。

 

狭小地でも空間を活用できる

15~20坪ほどの狭小地であっても、階数を3階まで増やすことで部屋数も確保できます。

また、居住空間を広く確保できるにもかかわらず土地はそれほど広くないため、土地の購入資金が抑えられるのです。そのため、条件が良く土地代が高いエリアも候補にできます。

さらに、購入後にかかる固定資産税などの税金も、広く土地を購入した場合よりも抑えられるなど、狭小地の3階建てでも多くのメリットがあるでしょう。

 

眺めが良く間取りの自由度が高い

3階建てにすると、1階と3階のスペースをオリジナリティ溢れる空間にすることも可能です。

周囲の住宅が2階建てまでが多く、高層ビルなど高い建物もなければ、自宅3階からの眺めを楽しめるでしょう。

また、高さを活かして吹き抜けやロフトをつくり、開放感ある間取りにもできます。車好きであれば1階のスペースにガレージを設置することも可能です。さらに趣味専用のスペースとしても利用するなど、空間づくりの可能性が広がります。

 

フロアごとに用途を分けられる

3階建ては、フロアごとに使い分けがしやすいメリットがあります。

たとえば、2階をリビングにして3階は家族ごとの部屋にしたり、二世帯住宅としてフロアごとに親世代と子世代の居住空間を分けたりもできるでしょう。また、購入した土地の用地によっては、1階を店舗として活用することも可能です。

3階建ては、それぞれの生活スタイルに合わせた居住空間を叶えやすいこともメリットのひとつです。

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3階建てで注意したいデメリット

3階建てで注意したいデメリットとは

フロアが多くなれば部屋数なども増やせますが、増えた分のコストや建築期間、階段などの増加される部分もでてきます。増加した部分がどのようにデメリットとして感じられるか詳しく解説します。

 

工期が長い・建築費用が高い

3階建ては、単純に2階建てよりもフロアがひとつ多いため、工期が長めになる傾向があります。

さらに、2階建てより重さがあり、支えとなる柱や梁の量を増やす必要があるため、建築費も加算されるでしょう。

その他、重量の関係で地盤改良工事が必要になると、その分のコストも建築費に上乗せされます。

 

階段の上り下りが多い

3階までの階段の上り下りにより、掃除や物を運ぶ負担が大きくなったり、年を重ねていくことで階段の上り下りが厳しく感じてしまったりすることもあるでしょう。

そのため、エレベーターの設置を考慮した間取りや、手すりの付け方や傾斜を考えた階段にするなど、間取りの自由度を活かして将来を見越した家づくりが必要です。

 

光熱費がかかる

3階建ては、フロアごとに温度に差が出るため、温度調節の仕方も工夫が必要です。

3階部分は太陽の熱を取り込みやすいため温度が上がりやすいのですが、1階部分は3階に比べて太陽の熱を取りこみにくいため、温度が下がりやすい性質があります。

 

そのため、暖房は上の階へ、冷房は下の階に逃げやすいため、冷暖房の効きが悪くなり光熱費の増加に繋がりやすいのです。

そこで、冷暖房の効率を少しでもよくするために、シーリングファンの設置や全館空調システムの導入、断熱窓にするなどの工夫が必要です。

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3階建ての間取りを考えるときのポイントは?

3階建ての間取りのポイントとは

3階建ての家で生活するために、特に押さえておきたいポイントが2つあります。

ひとつは「家事導線」です。3階建ては、どうしても上下移動が多くなるため、毎日行う家事の負担をどれだけ抑えられるかは大きなポイントになるでしょう。

また、温度ひとつとっても階ごとに特徴がでてくるため、活かし方もポイントです。詳しく見ていきましょう。

 

毎日の家事動線を考える

3階建ての場合、家事導線が悪いと毎日の生活が負担に感じてしまいます。たとえば、1階に洗濯機があり、洗濯したものを干すのを3階にしてしまうと、洗濯するたびに洗濯物を持って階段を上らなければなりません。

そのため、家事効率を考えると、ランドリールームの設置もおすすめです。

 

また、水回りをひとつのフロアにまとめることで家事導線を短くできるため、効率良く家事ができます。ただし、リビングと水回りを同じフロアにすると、家族とくつろぐリビングを狭く感じてしまう場合があります。

浴室が2階にあることでも、外からの汚れをすぐに落とせないことがデメリットと感じてしまう場合もあるでしょう。

 

また、買い物したものをストックできるパントリーがあると便利です。ストックできることで、買い物の回数を減らせることはもちろんですが、日用品や重量のあるものについては玄関そばにストックできるようにすることで、重い荷物を階段で運ぶ必要がなくなります。

それぞれの家族構成やワンフロアの広さ、将来のビジョンによって最適な間取りは変わります。

 

また、自由度の高い3階建ては、マイナスだと思うことでも工夫次第でオリジナリティがある住みよい家になる可能性を秘めているのです。

 

階ごとの特徴にあわせて部屋を配置する

1階は上下移動がない代わりに、他のフロアよりも日当たりが悪くなり、3階は最も日当たりが良い代わりに、夏は最も暑いフロアになります。階ごとの特徴を利用して1階をビルトインガレージにしたり、3階に屋上テラスをつくり、洗濯物を干せるようにしたりなどの活用もできます。

 

また、1階にお店や事務所を構え、2階3階を住居にすることも可能です。

2階は家の中心に位置し、日当たりや風通しの面でも一番過ごしやすいフロアになりやすいため、3階建てのリビングの多くは2階です。周囲の建物によって2階でも日が当たりにくい場合などから、3階をリビングにすることもあります。

3階建ては階ごとの特徴と周辺状況にあわせてフロアの用途を考えると、快適に過ごしやすくなるでしょう。

 

土地によっては制限がある

土地は、用途に応じてエリアが13地域に分けられた用途地域があります。用途地域によって、建てられる建築物の種類や大きさが制限されているため、土地によっては3階建てを建てられない場合もあるのです。

土地から購入する場合は自治体のホームページや窓口で用途地域について、事前に調べておきましょう。

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3階建て住宅の間取り事例を紹介

3階建て住宅の間取りの施工事例

3階建てのメリットとデメリットを紹介してきましたが、家族構成によっても、メリットとデメリットが変わることもあります。また、階の特徴をうまく活用した結果、デメリットと感じられた部分がメリットになることもあるでしょう。

ここからは、魅力溢れる3階建ての施工事例を紹介します。

 

狭い土地でも空間をフル活用した間取り

決して広くない限られた空間の中で、大型の鏡や窓、縦の空間をうまく活用して視覚的な広がりや自然光の広がりを感じられるような工夫がちりばめられています。

たとえば、エントランス正面にハイタイプのスリット窓や浴室に高窓、2階に天窓を設置することで、各フロアの窓から自然に多くの光が注がれるため、明るく開放的な空間が実現しています。

 

また、2階の一部を吹き抜けにすることで、さらに開放的なリビングづくりが可能です。

加えて、複数の高窓を設置して多くの光を取りこんだり、天井にファンを設置して冷暖房の効率をあげたりなど、より快適で自由度の高い間取りが実現されています。狭い土地で建物が密集しているような場所でも、工夫次第で明るく開放的な家づくりができているため、3階建てによる理想の家づくりも可能ではないでしょうか。

土地の高低差を利用した間取り

敷地内に高低差がある住宅においては、深基礎(ふかぎそ)を採用することも珍しくありません。実例の3階建て住宅では、深基礎で半地下となった道路側をビルトインガレージにしています。

 

また、玄関までのアプローチを長くとり、途中に門扉を設置しています。

広々とした約6畳の土間となるエントランスは、自転車なども無理なく置ける広々とした空間です。趣味や子どもの遊び場など、工夫次第でオリジナリティ溢れる空間づくりができます。

一部を吹き抜けにして大きな高窓が設置されているリビングは、光と開放感で溢れる魅力的な空間です。

 

さらに、プライベートがしっかり守られたバルコニーは、まるで部屋の一部のように利用できます。

 

エレベーターで移動の負担をなくした間取り

間口が2間しかない都市型狭小住宅ですが、将来を見越して、1階から3階までのフロアにストレスなく移動できるように、エレベーターが設置されています。

エレベーターと階段の両方がある場合、圧迫感を覚えてしまうことも多いのですが、2階から3階の階段をスケルトンにすることで、圧迫感の解消と光を取りこみやすくしていることもポイントです。

 

また、料理を作る音や匂いのあるキッチンの空間から、リビングを切り離した間取りですが「のぞき窓」をつくることで、キッチンとリビングの繋がりを完全に絶ってしまわないような工夫がされています。

 

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快適で長く暮らせる3階建ての間取りを考えよう

3階建ての間取りは自由度が高く、オリジナリティ溢れる家づくりが可能です。ただし、3階建てならではの注意点に気をつけながら、配置を考える必要があります。

フロアごとの特徴を知り、うまく活用することで将来的にも負担が少なく、快適に長く暮らせる家を実現させましょう。

 

まずは、理想の家や暮らしを具体化させることが大切です。どのような家にしたいのか、また、できるのかを明確にするだけで、理想の家づくりに一歩近づけます。

自分自身の頭の中にある理想を具体化する作業は、なかなか難しい作業です。

 

しかし、48年の経験と実績を持つ、家づくりの専門家がいるYAZAWA LUMBERでは、家づくりの相談をオンラインによって無料で行っているため、理想の家を形にするお手伝いをしてくれます。

 

また、YAZAWA LUMBERのオンラインによる無料相談会では、あなただけの間取りや資金計画、土地探しについても相談にのって貰えます。

相談会のご予約もオンラインにて24時間受け付けているため、理想の家づくりの第一歩として、ぜひ、YAZAWA LUMBERのオンライン家づくり相談会をご利用ください。

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