東京の注文住宅
YAZAWA LUMBER

2023/02/23

2台用のガレージハウスをつくるコツ|メリット・デメリットも紹介

2台用のガレージハウスをつくるコツ|メリット・デメリットも紹介

近年、建物の中で愛車を保管できる「ガレージハウス」が幅広い世代から注目を集めています。駐車台数は家庭によってまちまちですが、家族連れの場合は2台用のガレージハウスを希望するケースが多い傾向にあります。

 

そこで今回は、2台用のガレージに必要な広さや間取りのコツなどを詳しく解説します。ガレージハウスの建築を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

ガレージハウスとは

ガレージハウスとは何か

建物内に駐車スペースが設けられた住宅のことを「ガレージハウス」といいます。

 

1階部分にガレージと玄関、2階以上に居住スペースを配置する間取りが一般的です。土地の大きさが限られている、あるいは愛車を眺めたりメンテナンスしたりする空間が欲しいという方々からとくに注目されています。

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2台用のガレージハウスのメリット・デメリット

2台用のガレージハウスのメリット・デメリットとは

2台用のガレージハウスには多くの魅力がありますが、少なからずデメリットも存在します。後悔しないガレージハウス作りをおこなうために、まずはメリットとデメリットをそれぞれ理解しましょう。

■メリット

ガレージハウスの一番の魅力は、大切な車を建物の中で保管できるという点です。風雨や飛散物から愛車を守れるだけでなく、紫外線による色あせなども防げます。

 

またシャッターが付いているため、防犯性が高いのも見逃せないポイントです。損傷や盗難に遭う心配は、まずないでしょう。

 

ガレージハウスの中から室内へ入れるようドアを設置すれば、生活動線の向上が見込めるという点もほかにはない魅力です。雨の日も、濡れることなく人の乗り降りや荷物の出し入れができます。

 

車を保管する選択肢としてカーポートや月極駐車場も挙げられますが、前者の場合は建物と別の場所へ土地を確保しなければなりません。

 

また後者には、駐車場代というランニングコストがかかることを踏まえると、ガレージハウスを建てることで車にかかる費用の節約が期待できます。

 

一概に「ガレージハウスが一番お得だ」とは言い切れませんが、余分な土地代や駐車場代がかからないのは大きな魅力ではないでしょうか。

■デメリット

ガレージハウスの場合、1階部分の大半がガレージに充てられます。そのぶん居住空間が削られてしまうため、間取りが制限される恐れがあります。

 

また1階部分に大きな開口部を設ける必要があり、それにともない建築様式も限られます。構造上の問題により木造住宅は難しく、コンクリートや鉄骨造で建てることになるでしょう。

 

場合によっては耐震性を高めるための施工や設備にも費用がかかり、建築費が割高になる可能性があります。さらに、ガレージ内の換気や照明設備に費用がかかることも忘れてはならないポイントです。

 

もしガレージハウスを建てたい理由が「余分な土地の確保や駐車場代がかからない点」のみであれば、安易に決断するのは危険です。カーポートの設置や月極駐車場の利用にかかる費用をそれぞれ割り出し、比較検討することが大切です。

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2台用のガレージに必要な広さは?

2台用のガレージに必要な広さはとは

国土交通省が定めた指針によると、普通乗用車1台を停めるためには「幅2.5m×長さ6m」の大きさが必要です。この広さは約4.5坪に該当するため、車2台分のガレージには約9坪の広さが必要であると考えられます。

 

ただし、敷地の開口部が狭いガレージハウスの場合、駐車スペースを確保するだけでは使い勝手が悪いと感じる可能性があります。車のスロープやアプローチを取り入れるなどして、入れ替えがしやすい車路にしましょう。

 

もし2台を縦列駐車する場合は、ガレージの前面に車1台分のスペースを設けるのも有効です。敷地の形状に合った適切な広さを検討し、必要に応じて周囲の環境に工夫を凝らしましょう。

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2台用のガレージハウスの間取りのコツ

2台用のガレージハウスの間取りのコツとは

2台用のガレージハウスを建てるにあたって、押さえるべき間取りのコツを紹介します。家族構成やライフプランに合わせた設計をおこない、快適なガレージハウス作りを実現しましょう。

■車の大きさを考慮して設計する

2台分のガレージに必要な広さは、車のタイプや車種によって異なります。

 

9坪というのはあくまで普通乗用車の場合であり、大型車や軽自動車を保管するとなると話は別です。また「普通乗用車」という一つの分類でも、車種によって大きさが違うので注意しましょう。

 

実際に保管したい車のサイズを、きちんと把握した上で設計することが重要です。

■居住スペースを確保するなら3階建ても検討する

狭すぎるビルトインガレージは使い勝手が悪くなりますが、広ければよいというわけではありません。耐震性のことを考慮しなければなりませんし、ガレージ部分を大きくするほど居住空間が削られます。

 

「ガレージハウスを建てたいけれど、敷地の広さが限られている」という場合は、思い切って3階建てにするのも一つの選択肢です。2階建てのガレージハウスに比べると、間取りの制限が緩和されて暮らしやすい住宅になるでしょう。

 

ただし階数が増えるにつれて、階段の使用頻度が多くなることを忘れてはなりません。上下の移動は、年齢を重ねるにつれて足腰へ大きなダメージを与えます。

 

将来的に1~2階のみで暮らしが完結する間取りにしたり、予算に余裕があればエレベーターを設置したりするのがおすすめです。

■将来のライフプランも考慮する

ガレージハウスの場合、途中で駐車台数を増やしたくなったからといってガレージを広くすることは困難です。駐車台数に変更がなくとも、車種の変更によって2台分の駐車スペースが確保できなくなる可能性もあります。

 

新築の段階で将来のライフプランを考慮し、先を見据えた間取りを設計しましょう。「子どもの成長にともなう軽自動車から普通乗用車への買い替え」や「成長した子どもへの車のプレゼント(増台)」など、さまざまな可能性を視野に入れることが大切です。

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2台用のガレージハウスならヤザワランバーにお任せください

2台用のガレージハウスを建てる場合、普通乗用車であれば約9坪の広さのガレージが必要です。

 

ただし必要な広さは、車のタイプや車種によって異なります。車のメンテナンスやバイクの保管など、ほかの用途にも使う場合はさらに広いスペースを確保しなければなりません。

 

建築後にサイズを変えることは難しいので、間取りは慎重に決めましょう。家族だけで判断できない場合は、工務店の設計担当者に相談しながら進めることが大切です。

 

信頼できるハウスメーカーに施工を依頼し、後悔のない家づくりをおこなってください。住宅会社のヤザワランバーは、東京を中心に「1棟1コンセプト」の家づくりを手掛けています。

 

間取りについては専属の設計士が直接お話を伺い、引き渡しまで責任をもって見守りますのでご安心ください。お客様の家族構成やライフスタイルに合わせた、最適なご提案をいたします。

 

ただいまヤザワランバーでは「オンライン家づくり相談会」を開催中です。東京近辺でガレージハウスの建築を検討中の方は、ぜひ一度ご参加ください。家づくりのことはもちろん、資金計画や土地探しに関するご相談も承っています。

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