東京の注文住宅
YAZAWA LUMBER

2022/02/25

注文住宅のリビングはどのくらいの広さがいい?快適なリビングを手に入れるコツを紹介

注文住宅のリビングはどのくらいの広さがいい?快適なリビングを手に入れるコツを紹介

注文住宅といえば、自由に間取りを決められることが魅力の一つです。しかし各部屋をどれくらいの広さにすればよいか、頭を悩ませる方も少なくありません。中でも家族が集まるリビングは、居心地のよい快適な空間にする必要があります。

 

そこで今回は、注文住宅のリビングの最適な広さについて解説します。快適なリビングを手に入れるためのコツもご紹介しますので、これから注文住宅を建てる予定の方は参考にしてください。

注文住宅のリビングは広いほうがいい?

注文住宅のリビングは広さについて

リビングは家族の団らんの場であり、長い時間を過ごす空間でもあります。そのため、できるだけ広々とした間取りにするのが一般的です。

 

まずは家族の人数を考慮し、移動や滞在がしやすい最適な広さを計算しましょう。

 

一般的に居室が1部屋の場合は8畳、2部屋以上の場合は10畳以上のLDKが必要です。居室が1部屋増えるにあたりLDKが2畳分広くなっていることから、家族が1人増えるごとにLDKは2畳分広くする必要があると考えましょう。つまり3人家族の場合は12畳、4人家族の場合は14畳以上の広さが最適です。

 

ただしこの広さは、あくまで目安です。必ずこの通りにしなければならない、というわけではありません。普段の暮らしを想像しながら、家族のライフスタイルや荷物の量に合った広さを検討しましょう。

 

なお敷地面積の都合などにより十分な広さを確保できない場合は、リビング階段や吹き抜けを設置するのがおすすめです。視界が広がり、開放的な印象のリビングに仕上がります。

■広いリビングのメリット・デメリット

広いリビングは家族が集まりやすいだけでなく、開放感があることでのびのび生活できるというメリットがあります。家族同士が、窮屈な思いをする心配がありません。また来客があった際も、広々としたリビングの方が互いに気を遣わず快適に過ごせます。

 

しかし広いリビングには、デメリットも存在します。開放的な空間であればあるほど、掃除が大変になったり空調の管理が難しくなったりする傾向にあります。リビングが広いことで冷暖房が効きづらくなり、特に真夏や真冬は大変な思いをするかもしれません。

 

また近年はリビングに階段を設置する「リビング階段」が人気ですが、暖気は2階へ昇りやすい性質があります。そのため1階のリビングは、暖房が効きづらくなってしまうのです。さらにLDK一体型の広いリビングを採用した場合、作業中のキッチンから出る音が気になってしまい家族が落ち着けない可能性もあります。

 

リビングはただ広ければよいわけではないことを、念頭に置いておきましょう。

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注文住宅のリビングがおしゃれになるポイント

注文住宅のリビングがおしゃれになるポイントとは

より過ごしやすいリビングを実現するためには、おしゃれな間取りが欠かせません。
そこで、注文住宅のリビングがおしゃれになるポイントをご紹介します。

■吹き抜け

おしゃれで日当たりがよいリビングにしたい方は、吹き抜けの設置がおすすめです。

 

また土地の向きや近隣の住宅事情などにより、窓から採光を確保することが難しい場合は天窓の設置も併せて検討するとよいでしょう。吹き抜けに天窓を構えることで、天井に近い部分から光を取り入れることができます。

 

また、空気の入れ替えがしやすくなるというメリットも挙げられます。

■スキップフロア

スキップフロアとは1階と2階の間に設置する独立空間のことで、「1.5階」や「中二階」とも呼ばれます。リビングから階段でつながっているため、リビングにいる家族と常にコミュニケーションを取ることが可能です。また狭い間取りでも、間取り次第でリビング全体を広く見せられるというメリットがあります。

 

子どもの遊び部屋や書斎など、スキップフロアの活用方法はさまざまです。リモートワークの機会が増えている昨今、ワークスペースとしての活躍も期待できます。

 

またスキップフロアを設けることで床下部分に新たな空間ができるため、その部分を収納スペースとして利用することも可能です。家族との時間を大切にしたい方や、間取りを有効活用したい方におすすめです。

■リビング階段家族間のコミュニケーションを大切にしたい方は、リビング階段の設置を検討してはいかがでしょうか?

リビング階段は、2階へ上がる際に必ずリビングを通る必要があります。上階に子ども部屋がある場合などに、家族がコミュニケーションを取るタイミングとして一役買ってくれるでしょう。

 

また設置スペースの節約ができるため、広い床面積を確保できない場合にもおすすめです。

■壁面収納

注文住宅を建てる際に、忘れてはならないのが収納スペースの設置です。特にリビングは家族が集まる場所であるため、最適な容量の収納を用意する必要があります。

 

おしゃれかつ機能性が高い収納を求める方には、壁面収納がおすすめです。壁面収納には、収納したいものに合わせて棚を自分好みのレイアウトにできるメリットがあります。

 

壁面収納の種類や設置場所については、家族の生活動線を考えた上で検討しましょう。

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注文住宅のリビングでよくある失敗談

注文住宅のリビングでよくある失敗談とは

注文住宅で間取りや設備選びに失敗すると、実際に住んでから後悔することがあります。
そこで、注文住宅のリビングにありがちな失敗談をいくつかご紹介します。

■生活動線が悪い

注文住宅は、自分好みの間取りや設備を取り入れることが可能です。

 

しかし理想だけを詰め込んでしまうと、生活動線が悪いリビングになる恐れがあります。具体的には朝の忙しい時間帯に、家族の行動がぶつかるといったことが挙げられます。

 

本来くつろぎの場であるはずのリビングが、生活しづらい場所になっては元も子もありません。注文住宅を建てる際は、生活や家事の動線を考えた上で間取りを決めましょう。

 

例えば全館空調の導入は、生活動線をよくするための一つの方法です。不要な間仕切りやドア、廊下を省けることで、動きやすい快適なリビングになります。

 

またホコリが溜まりにくくなり、掃除がラクになるということも大きなメリットです。

■玄関からリビングが丸見え

家族の集まりやすさを重視して玄関とリビングを隣接した間取りにすると、リビングが玄関から丸見えになる恐れがあります。家族のプライバシーを考慮し、来客に生活感を見せないためには間取りを慎重に検討することが重要です。

 

どうしても玄関の近くにリビングを配置したい場合は、リビングの中を見えづらくする工夫を行いましょう。

■コンセントの数と位置が不便

リビングを快適な空間にするためには、コンセントの数や位置が重要なポイントとなります。

 

これは家具や家電の配置が、コンセントの位置によって決まるためです。設計の段階で家具や家電の場所をある程度考えおき、最適な位置に最適な数のコンセントを設置しましょう。

 

実際に住み始めたときのことを想像しながら検討することが大切です。

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快適なリビングを作るために覚えておくべきコツ

快適なリビングを作るために覚えておくべきコツとは

快適なリビングを手に入れるために、覚えておいてほしいコツをご紹介します。ちょっとした工夫で居心地のよいリビングになるので、ポイントをよく押さえておきましょう。

■窓の大きさと配置に注意する

窓の大きさや配置は、部屋の印象や機能性に大きく影響します。デザインだけでなく換気のしやすさや眺望のよさ、昼間の採光性などにもこだわった上で、最適な大きさや数の窓を設置しましょう。

 

ただし明るい部屋にしたいがために、複数の窓や大きな窓をつけるのは危険です。壁の面積が減って家具が配置しづらくなったり、外部からの目線を感じやすくなったりする可能性があります。

 

リビングの様子を平面図だけでなく立体的に捉え、周囲の環境や土地の向きを考えた上で検討しましょう。

■リビングにプライベート空間を作る

家族で過ごすリビングの中には、各自のプライベートスペースも必要です。スキップフロアや畳の小上がりスペースを設けて、家族それぞれが自分の時間を楽しめる空間づくりを行いましょう。食事をするスペースとくつろぐスペースを分けるために、ダイニングとリビングで縁を切ったり、和室を隣接させるのもおすすめです。

 

キッチンやソファ、和室など、家族がリビング内のそれぞれの場所にいながら、思い思いにコミュニケーションを取る様子を想像してみてください。
きっと多くの人が憧れる、理想の空間ではないでしょうか?

■開放感を感じられる工夫をする

さまざまな工夫を凝らすことで、開放感のあるリビングにすることが可能です。

 

代表的なものに、吹き抜けの設置が挙げられます。実際の床面積よりも広く見せることができるため、開放感があるリビングに仕上がります。

 

また天井を高くしたり、大きめの窓を設置して外からの日差しを取り入れたりするのも有効な手段です。内壁をベージュや白などの明るい色にすることで、リビング全体がより開放感のある印象になるでしょう。

■照明にこだわる

リビングは食事のときだけでなく、その後のリラックスタイムや就寝までの時間を過ごす空間でもあります。そのため照明にこだわることで、より快適なリビングを実現できます。

 

中でもおすすめしたいのは、用途に合わせて照明の色調や明るさを変えられる照明です。食事や読書をするときは昼白色、就寝前のリラックスタイムのときは電球色など、リモコン一つで臨機応変に対応できます。

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注文住宅で家族がくつろげるおしゃれなリビングを手に入れよう

今回は注文住宅の購入を検討している方に向けて、リビングの最適な広さや、快適なリビングにするためのコツなどをご紹介しました。さまざまな工夫をすることにより、開放感がある広々としたリビングに仕上げることが可能です。実際に暮らす様子を想像しながら、快適な空間づくりを行いましょう。

 

ヤザワランバーでは豊富な経験と実績を活かし、お客様の理想のライフスタイルを実現する家づくりを行っています。設計から施工までを自社で行う社内一貫体制により、限られた予算内で質の高い施工が可能です。

 

オンラインの家づくり相談会を実施していますので、注文住宅を検討中の方はぜひ一度ご相談ください。お客様のご要望に合わせた間取りや資金計画、土地探しについてweb上でご提案をさせていただきます。

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