東京の注文住宅
YAZAWA LUMBER

2022/02/25

注文住宅で平屋を建てるにはいくら必要?平屋の相場やメリット・デメリットを紹介

注文住宅で平屋を建てるにはいくら必要?平屋の相場やメリット・デメリットを紹介

注文住宅の平屋と聞いて、あなたはどのような印象を受けますか?

 

日本では一般的に2階や3階建ての住宅が多い傾向にあり、平屋は少数であるといえます。確かにこれまで、平屋は高齢者世代向けの住宅に多く見られました。

 

しかし近年、注文住宅で平屋を建てる子育て世代が増えています。人気の大きな理由は、注文住宅で理想の間取りにできる上に、階段がないことで老後も安心して暮らせるということです。ほかにも、注文住宅で平屋を建てるメリットは数多く存在します。

 

そこで今回は、注文住宅で平屋を建てる際の相場、平屋に住むメリットやデメリットについて詳しくご紹介します。

注文住宅の平屋とは?

注文住宅の平屋とは

平屋とは「1階建ての住宅」のことで、すべての空間がワンフロアに収まっているため、上下の移動がないことが特徴です。また2階建て住宅に比べて構造が安定しやすいこと、柔軟な配置や間取りにできることも平屋の魅力といえます。

 

実際、コの字型やロの字型で平屋を建てて、空いたスペースを庭にするという個性的な配置の平屋も多いようです。平屋に対して、古風な家だという印象を持つ方がいるかもしれません。

 

しかし最近はオシャレで個性的な平屋が多く、注文住宅で平屋を建てる若者や子育て世代が増加しています。

注文住宅の施工事例を見る

注文住宅で平屋を建てるメリット

注文住宅で平屋を建てるメリットとは

注文住宅で建てる平屋には、2階建て以上の住宅にない多くのメリットがあります。1つずつ解説します。

■バリアフリーで老後も安心して暮らせる

平屋は、すべての部屋がワンフロアに収まる点が大きな魅力です。階段で上階へ移動する必要がなく、小さな子どもや高齢者に優しいバリアフリーな空間を実現できます。また平屋の場合、家族のライフステージの変化に左右される心配がありません。

 

例えば2階建ての住宅で、上階を子ども部屋にするのはよくあるケースです。しかしそのような間取りの場合、子どもが巣立ったあとは物置状態になりがちです。平屋であれば、すべての部屋がワンフロアに集まっています。そのため、時間が経過しても空いた部屋を持て余す心配がありません。

 

空き部屋を安全に有効活用できるのが、平屋のメリットといえるでしょう。

■家族とコミュニケーションが取りやすい

平屋は、家族全員が同じフロアで生活をします。そのため、家族間のコミュニケーションがおのずと増える傾向にあります。

 

これがもし、2階建ての住宅であればどうでしょうか?2階に子ども部屋がある場合、どうしても子どもに目が届きにくくなってしまいます。「学校の宿題をしていると思っていたら、実は部屋でゲームをしていた」といったことも、日常茶飯事でしょう。

 

平屋はどこにいても家族の気配を感じることができるので、安心して生活できます。

■自然災害に強い構造

 

平屋は、実は自然災害に強い構造をしています。というのも、建築物は一般的に、重心が低いほど地震に強い傾向にあります。

 

つまり2階建て住宅に比べて重心が低い平屋は、耐震性が高いといえるのです。建物の面積が広く高さが低いため、地震や台風が来ても大きく揺れる心配がありません。

 

さらに平屋は、万が一火災が起きたときすぐに避難できるのが大きなメリットです。階段がないため、煙の充満などによって逃げ道を失う心配がないからです。

■天井が高い開放感のある間取りを実現しやすい

平屋は2階がないため、屋根の形状に合わせた高い天井を造って住宅全体に開放感を持たせることが可能です。

 

一つの例として、傾斜のある勾配屋根が挙げられます。空間全体を広く見せることができる上に、スタイリッシュな印象となるでしょう。

 

また階段がないことにより、廊下やドアの数が最小限で済みます。そのため横方向に大きな広がりを出して、より開放感を持たせられるのが特徴です。

 

さらに平屋では、縦の空間を利用した間取りにしたり、オプションをつけたりすることも難しくありません。ロフトの設置や、大きな照明器具の取り付けなどを比較的希望通りに進められます。

注文住宅の施工事例を見る

注文住宅で平屋を選ぶデメリット

注文住宅で平屋を選ぶデメリットとは

注文住宅の平屋を検討する際は、デメリットも知っておきましょう。対処方法も併せてご紹介します。

■2階建て住宅よりも坪単価が高くなる傾向がある

平屋は2階建ての住宅に比べて、基礎部分や屋根の面積が広いのが特徴です。そのためプランや設備のグレードなど、建物自体の価格を左右するポイントは同じでも、面積で比較すると坪単価が高くなる傾向にあります。

 

また注文住宅で平屋を建てるにあたり、土地も併せて購入する場合はより広い土地が必要です。それも加味すれば、2階建ての住宅よりも平屋の方が総合的にコストがかかってくるでしょう。

 

とはいえ、平屋でしか実現できないこともたくさんあります。広さやプラン、設備のグレードなどを考慮し、コストを調整することである程度は費用を抑えることが可能です。

■広い敷地を用意する必要がある

平屋に対し、「広々としている」や「ゆったりとしている」というイメージを持つ方が多くいます。確かにその通りで、スローライフを夢見て平屋を選ぶケースも少なくありません。

 

ただそれを叶えるには、大きな庭や複数のゆったりとした部屋を造るための土地が欠かせません。平屋は2階建て住宅に比べて延床面積が少なくなるため、結果的に広い土地が必要になってしまうのです。予算的に難しい場合は、いわゆる郊外エリアを検討するのも一つの手段といえるでしょう。

■間取りによっては日当たりが悪い部屋ができる

平屋である程度の部屋数を確保しようとすると、どうしても中央の部屋に日光を取り入れるのが難しくなります。建物の中心には、日光が届きにくいためです。また周りに2階建ての住宅や高層ビルが多い場合、高さの問題で採光がうまく確保できないという問題も浮上します。

 

費用が割高になる可能性がありますが、建物の形状や構造を工夫することで改善できる場合もあります。もしくは高層ビルやマンションが多い市街地を避けて、平屋が多い住宅地を選ぶというのも一つの方法です。

注文住宅の施工事例を見る

注文住宅の平屋を建てる場合の相場

注文住宅の平屋を建てる場合の相場とは

平屋の特徴がわかり、費用面が気になり始めている方もいるのではないでしょうか。
注文住宅で平屋を建てる場合の、相場について解説します。

■平屋は間取りやグレードによって価格が大きく異なる

相場をご紹介する前に、1つだけ押さえておいてほしいポイントがあります。それは平屋を建てる場合、間取りやグレードによって価格が大きく異なるということです。一般的に平屋の価格は、延床面積が狭くなるにつれて安くなる傾向にあります。

 

しかし建物の価格を左右するのは、広さだけではありません。間取りや設備のグレードの高さに伴う、設備費や建材費などによってトータルのコストは変動します。

 

例えばハウスメーカーが用意したプランを採用するか、凝ったデザインを設計事務所へ発注するかということを一つとっても、費用は大きく異なります。

 

さらに言えば、ハウスメーカーのプランは一つではありません。設備や建材の異なるプランが複数用意されているため、どれを選ぶかによっても変わってくるのです。

■平屋を建てる場合の相場

20坪~30坪の平屋を建てる場合、相場は1000万円後半~3000万円です。例えばデザインや設備の強い要望がなく、シンプルなつくりの平屋を希望する場合は、延床面積約22坪で2000万円前半が相場の目安となります。

 

一方で設備にこだわり、太陽光発電やオール電化の導入、徹底したバリアフリーなどを希望した場合、延床面積33坪で約2500万円が一つの相場です。なお1000万円~1500万円でも、平屋を建てるのは不可能なことではありません。

 

しかしその場合は、ハウスメーカーが手掛ける「ローコスト住宅」になるでしょう。ローコスト住宅は材料費や人件費などのコストを抑えて建てる分、価格が格安です。

 

しかし間取りなどを自由に決められないため、こだわりが強い方には不向きといえます。

注文住宅の施工事例を見る

注文住宅で快適な平家を手に入れるためのポイント

続いては、注文住宅で快適な平屋を手に入れるためのポイントをご紹介します。これから平屋を建てようと思っている方は、ぜひ参考にしてください。

■ウッドデッキを設置して庭とリビングの移動を簡単に

ウッドデッキは、日光浴やペットとのふれあいの場、洗濯物を干すときなど、幅広いシーンでの活躍が期待できます。

 

またウッドデッキが、庭とリビングにつながりを持たせる役割になってくれるというメリットもあります。好きなときに、気軽に行き来することが可能です。ただしウッドデッキを設置する場合は、あらかじめ周囲の自然環境を把握しておくことをおすすめします。エリアによっては虫や鳥が多く、結果的にウッドデッキを活用できない可能性があるためです。

 

さらに、ウッドデッキを家の前面と裏面のどちらに造るのかという点も検討する必要があります。住宅全体のデザインや見た目を重視する場合は前面、家族のためのスペースにしたい場合は裏面に造るのがおすすめです。

■トップライトを設置して採光を確保する

先ほどもご紹介した通り、平屋のデメリットの一つに採光の問題が挙げられます。そのようなときは屋根や天井の窓、いわゆる「トップライト(天窓)」を設置すれば採光を確保することが可能です。差し込む光によって部屋が明るくなり、観葉植物などのインテリアがより映えるようになるでしょう。

 

またトップライトには、部屋がおしゃれで開放的な印象になることや、換気がしやすくなるというメリットがあります。トップライトを設置して、快適な空間を手に入れましょう。

■中庭を作りプライベート空間を楽しむ

明るさや開放感がある平屋は理想の住宅ですが、最低限のプライバシーは守らなければなりません。そんなときは住宅を「コの字」や「ロの字」の形にして、中庭を設けるのがおすすめです。

 

中庭があれば、第三者の視線を気にすることなく家族のプライベート空間を楽しむことができます。部屋から直接中庭へ移動できる間取りにすれば、より使い勝手がよいものとなるでしょう。家族や友人との交流の場、子どもやペットの遊び場など、用途は様々です。

■片流れ屋根を採用し空間を広く見せる平屋において、屋根は住宅全体のイメージを左右する重要な存在です。

空間をより広く見せたり、ロフトを設置したりしたい場合は「片流れ屋根」を採用しましょう。

 

片流れ屋根とは、一方向だけに傾きがある屋根のことです。計算された勾配を持っているため、太陽光発システムに必要なソーラーパネルの設置にも適しています。

 

ただシンプルな形状をしているため、中には安っぽい見た目だと感じる方がいるかもしれません。そのような場合は、ほかの屋根を組み合わせるとよいでしょう。

 

例えば部屋の間取りに合わせて「切妻屋根」を組み合わせることで、片流れ屋根のダイナミックさに切妻屋根のコンパクトさを加えることが可能です。外壁とのバランスを図りながら、最適な屋根を選びましょう。

注文住宅の施工事例を見る

予算内で満足する注文住宅を建てるならヤザワランバーがおすすめ

今回は注文住宅の平屋を検討している方に向けて、平屋に住むメリットやデメリット、相場などをご紹介しました。平屋は数多くのメリットがあり、若者を中心に近年注目を集めている住宅です。しかし様々な設備をつけたり、首都圏に建てたりすればそれだけ費用が高くなってしまいます。できるだけ安く平屋を建てたい場合は、建築の経験が豊富な会社に依頼しましょう。

 

ヤザワランバーでは東京・神奈川を中心に、お客様の理想を叶える住宅づくりを手掛けています。設計から施工までのコストマネジメントが一貫しているため、より少ないコストで家づくりを行うことが可能です。

 

またヤザワランバーは、「建てて終わり」ではありません。施工からアフターメンテナンスまでを完全自社対応とし、「コスト」と「保証」の面から安心・満足の家づくりを行うよう心がけています。契約前の住宅メーカーに相談をするのは、少しハードルが高いと感じるかもしれません。

 

ヤザワランバーはその点を考慮し、直接お越しいただかなくても実施できるオンライン相談会を実施しています。土地探しのお手伝いもしますので、注文住宅を検討している方はお気軽にお問い合わせください。

無料住宅作品集を取り寄せる

PAGE
-TOP