東京の注文住宅
YAZAWA LUMBER

2022/02/25

注文住宅の諸費用とは?費用項目や相場・節約するコツを紹介

注文住宅の諸費用とは?費用項目や相場・節約するコツを紹介

注文住宅を建てる場合にかかる費用には、土地代や注文住宅本体の建築費以外にも細かな出費がいくつも発生します。これらの細かな出費をまとめて「諸費用」と呼びますが、諸費用にはどのようなものが含まれるのでしょうか。

 

今回は諸費用について費用項目や相場をはじめとして、節約するためのコツについても詳しく解説します。

注文住宅の購入に必要な諸費用とは

注文住宅の購入に必要な諸費用

注文住宅の諸費用とは土地代や注文住宅本体を購入する費用以外の項目を指します。諸費用に含まれる項目には、大きく分けて「土地購入にかかる諸費用」、「注文住宅の購入にかかる諸費用」、「住宅ローン契約にかかる諸費用」の3つに分けられます。また、引っ越しにかかる費用や新しい家具の購入費も諸費用として扱われます。

 

諸費用を支払うタイミングは項目により異なりますが、土地や住宅にかかる諸費用は住宅ローンの融資が始まる前に支払う必要があるものも多く、基本的に諸費用の支払いには現金が必要です。そのため、注文住宅を購入する際には諸費用の支払いも含めた資金計画を立てることが重要です。

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注文住宅の諸費用の相場と費用項目

注文住宅にかかる諸費用は項目一つ一つを見ると大きな金額でないものがほとんどですが、項目数が多いため、諸費用の総額は数百万円になることが一般的です。

 

そのため、予算計画を立てる際に諸費用分を計算に入れていないと百万円単位で予算オーバーしてしまう可能性もあるでしょう。ここでは、諸費用の相場や諸費用に含まれる項目について詳しく見ていきます。

■諸費用の相場は総費用の10〜15%

諸費用の相場は、注文住宅の購入にかかる総費用のおよそ10%〜15%とされています。例えば、土地付き注文住宅の購入に3,500万円かかった場合、そのうちの350〜525万円は諸費用にかかるということです。

 

これに加えて、家具にこだわりがある場合や繁忙期に引っ越しをする場合などは相場よりも諸費用が高くなる可能性も念頭に入れておきましょう。

■諸費用の項目

注文住宅の諸費用の項目

諸費用の項目には先述の通り、大きく分けて「土地の購入にかかる諸費用」、「注文住宅本体にかかる諸費用」、「住宅ローンにかかる諸費用」に分けられます。

 

また、これら3つの項目には該当しない「その他の諸費用」も発生するケースがあります。それぞれどのような項目が諸費用に含まれるかを詳しく見ていきましょう。

 

 

・土地の購入にかかる諸費用

 

土地の購入にかかる諸費用には、土地を仲介してもらった不動産会社に支払う仲介手数料をはじめとして、以下の項目に分けられます。

 

仲介手数料:土地を仲介してもらった不動産会社へ支払う仲介手数料
印紙税:土地の売買契約書に必要な印紙代
登記費用:土地の所有権移転登記に必要な登録免許税
固定資産税・都市計画税:土地を購入した際に発生する税金
古家の解体費用:購入する土地に古家がある場合の解体工事

 

上記のうち、登記費用や固定資産税、土地計画税は期間や条件が当てはまれば税率の軽減措置が適用されます。また、古家の解体費用に関しては購入する土地に建築物がある場合のみ必要になります。

 

 

・注文住宅本体にかかる諸費用

 

注文住宅本体にかかる諸費用は、注文住宅の建築費以外の工事や登記費用など以下の項目があります。

 

登記費用:建築物の所有権を登記する際に必要な登録免許税
※土地とは別で手続きが必要
印紙税:建設工事請負契約書に必要な印紙代
上下水道ガスの引込工事:水道管やガス管を住宅に引き込むための工事費用
水道加入金:水道設備を利用するために自治体に支払う加入金
地鎮祭:着工前に行う儀式にかかる費用
地盤補強工事:地盤が不安定な場合にかかる補強費用

 

登記費用と印紙税は注文住宅の購入に必ず発生する費用です。また、上下水道ガスの引き込み工事や水道加入金は、ガスの種類や自治体が設置している本管から自宅までの距離などに応じて金額が異なるため、あらかじめ計測して自治体に料金を確認しておくと安心でしょう。

 

地盤補強工事は、埋立地やもともと畑だった土地など、地盤が緩く住宅を支える強度が足りないと判断された際に発生する付帯工事です。地盤補強工事の実施有無は専門家の判断が必要なため、土地を購入する際に不動産会社経由で調査を依頼するなどの手配が必要です。

 

 

・住宅ローンにかかる諸費用

 

住宅ローンを契約する際にも諸費用が発生します。主な項目は以下の通りです。

 

登記費用:抵当権の登記に必要な登録免許税
保証料:保証会社へ支払う保証料
火災保険料:住宅ローン契約時に加入する火災保険の費用
地震保険料:住宅ローン契約時に加入する地震保険の費用

 

住宅ローンの契約にかかる諸費用は全て必ず発生するものと考えておきましょう。また、登記費用、保証料は借り入れ金額により料金が異なるため、借り入れ金額が大きければその分登記費用や保証料の費用も高額になります。

 

 

・その他の諸費用

 

上記に該当しない諸費用でよく発生するのが、引っ越し費用や家具の購入費用です。これらの費用は家庭や引っ越し時期により大きく異なりますが、注文住宅を購入する際に必ず必要となる部分ですので、予定に入れておくことが大切です。

 

また、近隣住人への挨拶回りで配る菓子折りや、施工会社への差し入れなども予定している場合はその他の諸費用に含まれます。

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注文住宅の諸費用を節約する方法

注文住宅の諸費用を節約する方法とは

諸費用は注文住宅を建てる際に必ずかかる費用ではあるものの、できるだけ予算に占める割合を減らせた方が、住宅の建築費や土地代に充てられる金額が増えます。ここでは、諸費用をうまく節約する方法をいくつか紹介します。

■税金の優遇制度を活用する

諸費用に含まれる「固定資産税」や「都市計画税」、「登記費用」は一定の条件を満たすことで軽減税率の優遇制度対象となります。税金の控除制度は注文住宅を建てる期間や住宅性能によって適用される内容が異なるため、あらかじめどのような控除制度が該当するのか調べておくといいでしょう。

■住宅ローンの保証料・火災保険を見直す

住宅ローンを契約する際に必要な保証料や火災保険の内容を見直すことも、諸費用の節約につながるポイントです。住宅ローンで契約する保証会社や火災保険の内容は、住宅ローンを組む金融機関によってさまざまなプランが用意されています。

 

そのため、特に火災保険や地震保険は自分たちにとって過不足がない契約内容かを判断するとともに、加入費用が高すぎないかチェックすることも大切でしょう。保証料は基本的に借入金×2%が相場とされていますが、諸費用をできるだけ抑えたい場合は保証料がなるべく安い保証会社を探すのも選択肢の一つでしょう。

■繁忙期の引っ越しを避ける

諸費用の中で調整しやすいポイントとして「引っ越し費用」や「家具の購入費」も挙げられます。引っ越し費用は年度末などの引っ越し需要が多いタイミングを避けることで、数十万円の節約につながる可能性があります。そのため、注文住宅を完成させる時期などを意図的にずらしてスケジュールを立ててみるなどの工夫をするといいでしょう。

 

また、家具についても必要最低限のものだけまずは購入し、家計状況に合わせて少しずつ家具を揃えていくなどの工夫をすることで諸費用が抑えられます。

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注文住宅の諸費用を払えない場合の対処法

注文住宅の諸費用を払えない場合の対処法とは

諸費用は住宅ローンの融資が始まる前に支払うものが多く、基本的には貯蓄などを切り崩して現金を用意する必要があります。

 

しかし、注文住宅では諸費用以外にも建築費の分割払いや土地購入にかかる手付金など、何かと現金が必要になるシーンが多いものです。もし、予定していた自己資金額では諸費用を払いきれない場合は、「つなぎ融資」の利用を検討しましょう。

 

つなぎ融資とは、住宅ローンの融資が始まるまでの期間に住宅ローンと併用して利用できるローンです。

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予算内で理想の注文住宅を手に入れよう

注文住宅の諸費用は土地の購入や住宅の建築そのものにかかる費用以外の、登記費用や引っ越し費用などの細かな項目がまとまっている費用項目です。諸費用の相場は総費用の約10〜15%とされており、注文住宅の購入費用の中でも大きな割合を占める部分であるため、忘れずに予算計画に盛り込んでおくことが重要です。

 

ヤザワランバーでは満足のいく住宅を手に入れられるよう、予算に合わせた住まいの提案をしています。直接お越しいただかなくても実施できるオンライン相談会も用意しているため、注文住宅を検討している場合はぜひ気軽にお問い合わせください。

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