東京の注文住宅
YAZAWA LUMBER

2022/02/14

注文住宅でよくある失敗例は?失敗しないためのポイントも詳しく解説

注文住宅でよくある失敗例は?失敗しないためのポイントも詳しく解説

注文住宅は自分たちの理想を叶えられる魅力がありますが、理想を求めるあまり、暮らしてからの利便性を考慮せず失敗してしまうケースも少なくありません。住んでみて後悔しないために、よくある失敗例をあらかじめ知っておくことが大切です。

注文住宅とは

注文住宅とは

注文住宅とは、自分たちの希望を設計に反映させて建てられる一戸建て住宅のことです。すでに住宅が完成している建売住宅と違い、間取りや設備を自由に設計できることから世界にひとつしかないオリジナルの住宅を建てられる点が特徴です。

 

また、注文住宅には大きく分けてフルオーダーとセミオーダーの2つのタイプがあります。フルオーダーは全ての設計や設備を制限なく自由に決められるのに対し、セミオーダーは一部の仕様が決まっておりフルオーダーに比べて決める項目が少ないタイプです。近年はフルオーダーよりも手間をかけずにこだわりの住宅を手に入れられるという理由から、セミオーダータイプが主流になっています。

 

また、注文住宅については以下の記事で詳しく解説しています。

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注文住宅でよくある失敗例

注文住宅でよくある失敗例とは

注文住宅は建売住宅と違い、購入前に完成形を確認できないため住み始めてから不便な部分に気づくケースがほとんどです。そのため、どのような失敗例があるのかを参考にして、あらかじめ気をつけるべきポイントを把握することが大切でしょう。

 

ここでは、注文住宅でよくある失敗例について詳しく解説します。

■キッチンが狭い・高さが合わない

キッチンは毎日長時間利用するスペースのため、使い勝手が悪いとその分ストレスも溜まりやすいポイントです。よくある失敗例はキッチンのスペースが狭く、調理する際に不便を感じるケースです。注文住宅のキッチンはアイランド型やペニンシュラ型など対面式のものが人気ですが、奥行きが足りず必要な調理器具を配置すると調理スペースが意外と狭くなってしまう場合があります。

 

また、キッチンの高さが自分の身長と合わず無理な姿勢になってしまう失敗もしばしばみられます。キッチンの高さは「身長÷2+5cm」が適切と言われているため、例えば身長が150cmの場合は80cmの高さのキッチンが最適です。調理台の高さが合わないと、腰痛や肩こりの原因にもなります。

■水回りの配置が悪い

お風呂、洗面所、トイレなどの水回りの配置や動線が悪く、実際に生活してみると不便を感じるケースも少なくありません。例えば、脱衣所と洗面所が同じ空間にあるとお風呂を利用している際に別の人が洗面所を利用できなくなります。

 

また、玄関とお風呂やトイレの位置関係を考慮せずに設計したことで、外で遊んで汚れた際にお風呂場に直行できずに部屋が汚れてしまったり、来客があった際にトイレが玄関に近く音が気になるといった失敗例があります。トイレは寝室に近い場合も注意が必要です。あまりにも寝室とトイレの距離が近いと、深夜の利用で家族を起こしてしまう可能性があります。

■収納が足りない・使いにくい

収納スペースは多すぎても少なすぎても不便を感じるポイントです。収納は多くあればいいというわけではなく、生活シーンを具体的にイメージして「どこに、どれくらい」収納を作ればいいか綿密に検討することが大切です。

 

よくある失敗例としては、子供の成長とともに収納スペースが足りなくなってしまった、収納の奥行きが足りなかった、玄関やリビングに収納スペースが少なく部屋が散らかってしまうなどがあります。また、収納の奥行きはあまり深すぎても荷物が取りにくいというケースもあるため、気をつける必要があるでしょう。

■間取りが使いにくい

間取りに関する失敗例で多いのが、家事動線が悪く時間がかかる、通路が狭く通りにくい、家具をおくとどの部屋も狭く感じるなどがあります。家事動線は特に失敗するケースが多く、キッチンからパントリーまでの距離が遠すぎたり、脱衣所と洗濯機の位置が遠いなど生活動線に合わない間取りに気づかず設計を進めてしまうことが原因です。

 

また、子供が増えて部屋数が足りなくなるといった失敗もしばしば起こります。使いやすい間取りにするためには、将来のライフスタイルもしっかりとイメージして設計することが大切です。

■冷暖房効率が悪い

注文住宅ではリビングや玄関を吹き抜けにする家も多くあります。吹き抜けは天井が高くなる分、開放感があり部屋も広く見えるため、人気のデザインのひとつです。ただし、天井が高いとその分冷暖房の効率が悪くなります。冷暖房の効率を考慮せず設計した結果、夏になるとリビングの温度がなかなか下がらず暑かったり、冬の暖房費が割高になってしまうなどの失敗が発生します。

 

また、吹き抜け以外でも部屋を仕切らない設計にした場合、使っている部屋のドアを閉めてその部屋だけ温度調整をするといったことができず、家全体の温度調整をする必要が出てきます。このような失敗をしないために、開放感やデザインを重視しすぎて日々の生活費を圧迫する設計になっていないかを考慮することが大切です。

■設備の修理・交換が不便

注文住宅ではお風呂やキッチンなどの住宅設備も自由に選べます。そのため、オーダーメイドで設備を用意するケースも少なくありません。ただし、オーダーメイドや一般的ではない設備を設置した場合、故障した場合の修理や交換に苦戦する可能性があります。

 

特にオーダーメイドでサイズなどが一般的な規格と異なり、既製品の交換が難しい場合は、またお金をかけてオーダーメイドの設備を準備する必要が出てきます。また、特殊な部品や素材を利用している場合は簡単に修理ができず、金額や期間が一般的な設備よりも必要になってしまうリスクもあるでしょう。

■ウッドデッキが外から丸見え

ウッドデッキの位置を道路や他の住宅に面したところに作ってしまうと、通行人や近隣住人から丸見えになってしまい有効活用できないという失敗例があります。休日はウッドデッキでくつろぎながら過ごしたいと考えているものの、外からの視線が気になる位置に設計してしまうと活用しにくいケースが多いです。

 

これはウッドデッキに限らず中庭なども同様で、設計時は家の中の間取りとの兼ね合いだけを気にしてしまい、外の状況まで注意が行き届かないことで起こる失敗です。

■ガレージが狭すぎる

車を所有している場合はガレージを設置することで、青空駐車場やカーポートに比べ車を雨風や犯罪から守れるメリットがあります。ただし、住居スペースを優先してガレージを狭くしすぎてしまうと利用するときに不便を感じるリスクがあります。

 

例えば、乗り降りの際にドアの開閉が十分にできなかったり、ガレージに車を出し入れする際に狭すぎて運転に慣れていない人だと難しくなってしまったなどはよくある失敗例です。また、ガレージを収納スペースとして活用する代わりに屋内に広めの収納を作らなかった場合、十分なスペースがないと将来的に収納が足りなくなる可能性もあるでしょう。

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失敗しない注文住宅を建てるポイント

失敗しない注文住宅を建てるポイントとは

注文住宅は一生に一度の大きな買い物だからこそ、失敗せず納得のいく住宅を手に入れたいと誰もが思うでしょう。ここでは、住んでから後悔しないように準備や設計の時点で気をつけるべきポイントについて詳しく解説します。

■ライフスタイルを考えた間取りにする

注文住宅は完成したら生涯にわたって暮らす家になることがほとんどです。そのため、間取りは今の生活スタイルはもちろん、将来年齢を重ねても住みやすい間取りにすることが大切です。

 

また子供が増えたり、子供の成長に合わせて生活しやすい間取りかどうかも重要です。老後はバリアフリー化を目的にリフォームを前提として建てる場合は、リフォームしやすい設計になっているかを考慮することは大切でしょう。

■予算に余裕を持っておく

もし住んでみて不便に感じる部分があった場合に、改善できるだけの資金があれば失敗を解消することができます。そのため、家を建てる際に計画した予算はなるべく全て使い切らず、数十万円程度は残しておくことをおすすめします。

■収納・設備は使いやすさを重視する

収納や設備は見た目のデザインよりも使いやすさを重視した方がいい場合がほとんどです。特にお風呂場では見た目を重視して床をタイルにしたことで、掃除がしにくく不衛生な状態になってしまったといった失敗談をよく耳にします。

 

まずは、生活する上で快適に利用できるかどうかを重視した設備の中から、好きなデザインを選ぶようにしましょう。

■理想や見た目にこだわりすぎない

せっかく憧れのマイホームを手に入れるからといって、理想を追い求めすぎてしまうのにも注意が必要です。注文住宅では設計上どうしても理想を叶えられない場合や、希望通りにすると動線や冷暖房効率が悪くなってしまうといったリスクが発生する可能性があります。

 

快適かつ理想に近い注文住宅を手に入れるためには、自分たちの理想をしっかりと伝えた上で専門家である設計士のアドバイスによく耳を傾けることが重要です。

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失敗しない注文住宅を建てるならヤザワランバーへ

注文住宅は一生に一度の大きな買い物だからこそ、失敗はできる限り避けたいものです。失敗しない住宅を建てるためには、気をつけるべきポイントを把握し、自分たちの生活スタイルにあった設計や間取りになっているかを確認することが大切です。

 

ヤザワランバーではお客様の理想の住宅を建てられるよう、無料相談会を実施しています。直接お越しいただかなくても実施できるオンライン相談会も用意しているため、注文住宅を検討している場合はぜひ気軽にお問い合わせください。

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