東京の注文住宅
YAZAWA LUMBER

2022/02/14

注文住宅が完成するまでの流れ|必要な費用や支払いスケジュール・ローンについても把握しよう

注文住宅が完成するまでの流れ|必要な費用や支払いスケジュール・ローンについても把握しよう

注文住宅では土地探しや設計プランの決定など、家が完成するまでに多くの工程があります。各工程で抜け漏れなくスムーズに作業を進めるためには、あらかじめどのような流れで注文住宅が完成するか把握しておくことは大切です。今回は、注文住宅が完成するまでに必要なプロセスを詳しく解説します。

注文住宅が完成するまでの期間と流れ

注文住宅が完成するまでの期間と流れとは

注文住宅が完成するまでの期間は8〜15ヶ月が一般的です。この期間の中には、理想の住宅のイメージを整理する時間や土地探し・購入にかかる期間も含まれます。また、土地をすでに所有している場合でも間取りやプランを決める時間がかかるため、短くても半年〜7ヶ月の期間が必要です。

 

 

注文住宅が完成するまでの大まかな流れは以下の通りです。
1.理想のイメージの整理と予算計画作り
2.土地探し
3.土地購入・ハウスメーカー探し
4.提案内容・見積もりの比較
5.ハウスメーカー決定・仮契約
6.詳細プラン設計
7.本契約・着工
8.竣工・引き渡し
以下、それぞれの工程でどのような作業があるのかを詳しく見ていきましょう。

■理想のイメージの整理と予算計画作り

 

まずは自分たちの理想の住宅のイメージを整理しましょう。ここで決めておきたいのは間取りや外観、内装のイメージとこだわりたいポイントです。イメージを膨らませるためには、ハウスメーカーや工務店のカタログやサイトの事例などを見ながら、好みの住宅をピックアップするやり方がおすすめです。また、外装は近隣の住宅街を散歩しながら素敵な家を探してみるのもいいでしょう。

 

こだわりたいポイントは家族の希望をまずは全て出し合うことが大切です。「広いお風呂が欲しい」や「在宅ワーク用の書斎が欲しい」など自分たちの生活イメージを想像しながら、理想の家に必要な間取りや設備の希望を出していきましょう。

 

また、予算計画は自己資金額の中から注文住宅を建てるのにいくら充当できるかを計算しましょう。また、住宅ローンで無理のない返済計画が立てられる借り入れ金額を計算することで大まかな予算を決められます。

■土地探し・ハウスメーカー探し

予算や住宅のイメージが整理できたら、注文住宅を建てるエリアとハウスメーカーを探しましょう。土地は理想としているライフスタイルに応じて適切なエリアの中でいくつか候補を決めていきます。また、その際に実際の土地価格を参照しながら、予算内で購入できるエリアかどうかを確認することも大切です。希望のエリアで土地を購入する際は一般的に不動産会社へ土地探しを依頼しますが、ハウスメーカーや工務店にも土地探しから請け負ってくれる会社があります。どのような方法が適切かは進めながら判断していきましょう。

 

いくつかのエリアの候補が決まったら、ハウスメーカーも候補を出していきましょう。ハウスメーカーや工務店によって得意な工法やこだわっている部分が異なるため、最初は気になる住宅会社を見つけたらとにかく資料請求をしてみましょう。その上で、資料を見ながら自分たちの理想の家が建てられるかどうかや、好みのデザインの建築事例があるかなどを基準にいくつかの候補に絞りましょう。また、もし展示会が近くで開催されている場合はその会社の魅力がわかる機会になるため、時間が許す限り足を運んでみるのもおすすめです。

■提案内容・見積もりの比較

ハウスメーカーの候補を3〜5社に絞ったら、相談会や打ち合わせに足を運び自分たちの希望を伝えた上で、各住宅会社へ見積もりを作成してもらいます。この段階で提出される見積もりは「概算見積もり」と呼ばれるもので、完成する住宅のイメージがわかる間取り図とともに「大体いくらくらいの費用がかかるか」が提示されます。各社から提出された概算見積もりと間取り図を比較しながら、契約するハウスメーカーを決定しましょう。

 

ここで見るべきポイントは「理想の住宅を予算内で叶えられるのはどの会社か」という点が一番ですが、他にも理想の実現が難しい場合の代替案が提示されているかや営業担当者との相性も大切です。

■ハウスメーカー決定・仮契約

依頼するハウスメーカーを決定したら、仮契約を行います。ここからより細かな住宅のプランを設計士とともに決めていく作業に入るため、契約を行うためには住宅ローンの仮審査の通過と仮契約費用の支払いを条件とする住宅会社がほとんどです。このタイミングで時間がかからないよう、住宅ローンの仮審査は早めに申請し、いくつかの金融機関で審査が通っている状態が理想でしょう。

■詳細プラン設計

 

概算見積もりと間取り図をもとに、細かな部分まで具体的に設計していきます。詳細プランの設計は、注文住宅の完成までの流れの中では特に時間がかかる部分です。例えば、ドアや窓枠の種類やコンセントの位置をどうするかや、水回りの動線、収納の大きさなど考える部分は多岐にわたります。できるだけスムーズに決めるためには、家族全員の生活や将来のライフスタイルをできるだけ具体的にイメージしておくことが大切です。また、家族の意見が合わずになかなか決められない部分が出てきた場合は、最終決定を誰に委ねるかなど、ある程度ルールを設けておくこともおすすめです。

■本契約・着工

詳細プランが固まったら、設計図をもとに施工会社から詳細見積もりを提示してもらいます。通常、概算見積もりの時よりも金額が上がることがほとんどのため、もし予算オーバーしている場合は設備のグレードなどを調整し、納得のいく設計を完成させましょう。

 

設計、見積もりともに納得のいく内容になったら本契約に進みます。この詳細見積もりをもとに住宅ローンの本審査も進めておきましょう。

 

着工の際は、着工前に地鎮祭が行われるのが通例です。地域によっては棟上げ式を行う場合もあるため、棟上げ式の実施の有無に関してはあらかじめどうするか決めておきましょう。施工中はできるだけ施工現場へ足を運び、近隣住人や施工業者さんとのコミュニケーションをしながら家の完成過程を確認することがおすすめです。途中経過が見れることで、気になる点を都度確認し不安を解消しながら家の完成を待てるのは、注文住宅の魅力の一つです。

■竣工・引き渡し

竣工したら内覧チェックを行い、問題がないことを確認しましょう。特に問題がなければ登記手続きを行います。これで住宅の引き渡しが完了しますので、好きなタイミングで引越し作業を開始しましょう。

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注文住宅の支払いスケジュールとローンの種類

注文住宅の支払いスケジュールとローンの種類とは

注文住宅は完成までの期間が長いため、支払いは複数回に渡って行われるのが一般的です。また、費用も高額であることからほとんどの家庭では住宅ローンを利用するでしょう。

 

ただし、住宅ローンは住宅の建築費に対して借り入れるもののため、土地の購入などには基本的に使えず「つなぎ融資」を利用する必要があります。支払いスケジュールと注文住宅を購入する際のローンについて以下で詳しく見ていきましょう。

■注文住宅の支払いスケジュール

 

注文住宅の建築費は、工事の進み具合に合わせて払う「出来高払い」が一般的で、多くの場合は3〜5回に分けて支払います。3回払いの場合は以下のタイミングで総金額のおおよそ1/3ずつを支払うようなイメージです。

 

・工事着手金
・中間金
・完成引き渡し金

 

建築費の支払いには住宅ローンが利用できるという考え方が一般的ですが、実は住宅ローンの融資は完成引き渡し金の際に一括で行われます。そのため、その間の資金繰りは自己資産で全てまかなうかつなぎ融資を利用する必要があります。

■住宅ローンとつなぎ融資の使い方

住宅ローンの融資が始まるまでの資金を確保するために利用されるのが「つなぎ融資」です。つなぎ融資は土地の購入や建築着工金など、住宅ローンの融資が始まる前に発生する費用に対して利用します。

 

住宅ローンは一般的に注文住宅が完成して住宅を引き渡したタイミングから融資が始まります。つなぎ融資は住宅ローンから返済するため、借り入れの期間は一時的なものとなります。金額が大きく自己資金ではまかないきれない場合は、つなぎ融資と住宅ローンを適切に活用しましょう。

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注文住宅の設計・建築はヤザワランバーへ

注文住宅は予算計画や理想のイメージの整理から始まり、住宅の引き渡しまでさまざま工程があります。土地探しや家の設計と並行して住宅ローンやつなぎ融資の手配も忘れずに行うことで、スムーズに完成まで進められるでしょう。

 

ヤザワランバーではお客様の理想の住宅を建てられるよう、無料相談会を実施しています。直接お越しいただかなくても実施できるオンライン相談会も用意しているため、注文住宅を検討している場合はぜひ気軽にお問い合わせください。

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