注文住宅を自社施工のハウスメーカーで購入するメリット

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自社施工会社のメリット
注文住宅を建てる際、大きな買い物ということもあり、どの会社に依頼するべきか迷うものです。注文住宅を依頼できる会社には様々な種類がありますが、自社施工の会社もその一つです。
自社施工は大手業者よりも安く、高品質な工事を行うなどチラシやHPで見たことがある人もいるのではないでしょうか。自社施工は下請け業者に工事を依頼するのではなく、自分の会社で直接工事を行う会社のことを言います。そのため、中間マージンが発生しないというメリットがあります。
工事の質が良い
工事の質が良いことも自社施工会社に依頼するメリットです。
一人一人が会社の名前を背負っているため責任感を持ちながら施工を行います。現場の状況をしっかりと把握し、それぞれの職人が質の良い施工ができるように配慮したり、現場指導を行うなどそれぞれの役割、チームワークを持って注文住宅を建てたりすることができます。
自社施工会社を選ぶ際の注意点
設計の自由度が高いこともメリットとして挙げられます。ハウスメーカーでは法令や予算などの制約がありますが、自社施工の場合はこのような制約がありません。そのため、設計やデザインの自由度が高く理想の注文住宅が建てられる可能性が高いです。
しかし、フランチャイズに加入している会社はハウスメーカーと同様に設計の制約を受けていることがあるため注意してください。
このように、自社施工会社を選ぶ際にも注意しなければならないことがあります。
監理する人がいるかどうかにも注意が必要です。欠陥住宅を防ぐためには、品質の確認が欠かせません。施工者と監理を行う人が同じであれば、客観的に確認するという機能が働かないのです。特に、建築士のいない小規模な自社施工会社は建築士の名前だけ名乗り、現場に一度も来ないということも少なくありません。悪質な会社に依頼しないように、見積もり時に確認することが大切です。
また、保証がある会社を選ぶことも大切なポイントになります。品確法により、竣工後10年間の瑕疵保証が義務付けられています。さらに、住宅瑕疵担保履行法により資力確保措置も義務付けられていますが、会社によって独自の保証があるなど保証内容が異なるため確認してください。保証年数が長いほど安心です。