注文住宅が完成するまでの流れやスケジュールとは?土地なしの場合や期間を解説
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理想の注文住宅を建てたい。でも『何から始めれば?』『土地探しからの期間は?』など不安も多いはずです。
本記事では、土地がない状態から家が完成するまでの具体的な流れと、各ステップの期間を詳しく解説します。
全体像を掴んで、後悔のない家づくり計画をスタートさせましょう。
注文住宅の流れと期間は?

注文住宅を建てたいと思っても、何から始め、完成までどれくらい時間がかかるか分かりにくいものです。
ここでは土地探しから引き渡しまでの具体的な流れと、各工程にかかる期間の目安を解説します。
全体像を掴んで、計画的に家づくりを進めましょう。
予算決めや情報収集しイメージづくり
期間の目安:2ヶ月~6ヶ月
まずは家づくりにかけられる総予算を把握することから始めます。
自己資金はいくらか、住宅ローンはどのくらい借りられそうかを確認し、無理のない資金計画を立てましょう。
並行して、理想の暮らしを家族で話し合い、間取りやデザイン、性能などの要望を具体化していきます。
Instagramや住宅情報サイト、雑誌などで情報を集めたりしてイメージを膨らませます。
この段階で希望に優先順位をつけておくと、後の工程がスムーズに進みます。
土地探し・ハウスメーカー探し
期間の目安:3ヶ月~1年以上
土地がない場合は、予算や希望エリア、広さなどの条件をもとに土地探しを始めます。
住宅会社に相談したり、インターネットで探したりして、候補地に実際に足を運んで周辺環境を確認しながら土地探しを進めます。
同時に、自分たちの理想を形にしてくれるハウスメーカーや工務店を探します。
複数の会社から資料を取り寄せ、モデルハウスや見学会に参加して、デザインや性能、担当者との相性を比較検討します。
理想の進め方は、注文住宅を建てたいと思うハウスメーカーや工務店に土地探しの相談も一緒にすることが望ましいです。
住宅ローン事前審査・土地の購入
期間の目安:1ヶ月~2ヶ月
購入したい土地が見つかったら、購入の申し込みを行います。
これと並行して、金融機関に住宅ローンの事前審査を申し込み、借入額の目安を確定させます。
事前審査が無事に通ったら、土地の売買契約を締結します。
重要事項説明を受けた上で契約し、手付金を支払います。
その後、住宅ローンの本申し込み手続きを進め、融資が実行されたら土地の残代金を支払い、所有権移転登記を行い、土地が正式に自分のものとなります。
ハウスメーカー決定
期間の目安:1ヶ月~2ヶ月
土地の形状や法規制に合わせて、候補のハウスメーカー数社に間取りプランと概算見積もりを作成してもらいます。
各社の提案内容や標準仕様、担当者の対応力、保証制度などを総合的に比較し、家づくりを任せる1社を決定します。
詳細プランを設計する
期間の目安:3ヶ月~6ヶ月
ハウスメーカーや工務店の設計士やインテリアコーディネーターと、詳細な打ち合わせを重ねていきます。
間取りの最終決定はもちろん、壁紙や床材、ドアなどの内装、外壁の色や屋根の素材、キッチンやお風呂といった住宅設備の仕様、コンセントや照明の位置まで、一つひとつ決めていきます。
ショールームで実物を確認しながら進めることも多く、家づくりの楽しさを実感できる期間ですが、決めるべき項目が非常に多いため、根気強く進める必要があります。
ハウスメーカー本契約
期間の目安:1週間~2週間
詳細な仕様がすべて決まり、最終的な図面と工事金額が確定した段階で、ハウスメーカーや工務店と「工事請負本契約」を締結します。
契約時には、契約書、設計図書、仕様書、最終見積書などの書類にしっかりと目を通し、内容に間違いや認識の相違がないかを確認することが非常に重要です。
疑問点はすべて解消した上で署名・捺印しましょう。
この契約をもって工事内容と金額が正式に決定し、これ以降の大きな変更は難しくなります。
着工
期間の目安:4ヶ月~6ヶ月
本契約後、建築確認申請などの行政手続きを経て、いよいよ工事が始まります。
工事前には地鎮祭を行い、工事の安全を祈願します。
定期的に現場を訪れて、自分の家が形になっていく様子を見守るのも楽しみの一つです。
差し入れなどをして、職人さんとコミュニケーションを取るのも良いでしょう。
竣工・引き渡し
期間の目安:1ヶ月程度
建物が完成すると、まず役所などによる完了検査が行われます。
その後、施主(建て主)がハウスメーカーや工務店の担当者と立ち会いのもと、図面通りにできているか、傷や不具合がないかを隅々までチェックする「施主検査(内覧会)」を行います。
もし修正点があれば手直しを依頼し、すべてが完了したら住宅ローンの融資実行、残金の支払いへと進みます。
最後に鍵や保証書などを受け取って「引き渡し」となり、いよいよ新居での生活が始まります。
注文住宅の支払いスケジュール・タイミングとは?


注文住宅の支払いは、工事の進捗に合わせて複数回に分けて行うのが一般的です。
①工事請負契約時に、総額の5〜10%程度の「契約金(手付金)」を支払います。
②工事が始まると「着工金」を支払います。
③建物の骨組みが完成した上棟時に「中間金」を支払います。
④建物が完成し引き渡される際に「最終金」を支払う流れとなります。
住宅ローンは建物が完成しないと融資が実行されないため、完成前の各支払いには自己資金を充てるか、「つなぎ融資」を利用するのが一般的です。
注文住宅の土地を探す方法とは?


注文住宅の土地探しの方法は、大きく分けて次の3つです。
それぞれの特徴を理解し、ご自身に合った方法で土地探しを行いましょう。
ハウスメーカー・工務店に相談する
土地探しからお手伝いしてくれるハウスメーカー・工務店を見つけて、相談するという方法があります。
土地探しと建築を一社に依頼することで、理想の建物の条件を叶えられる土地を見つけてもらえる点が大きなメリットです。
地域密着型のハウスメーカーであれば、土地の周辺環境なども見極めた上で、住宅イメージに合った土地を提案してもらえます。
不動産会社に相談する
不動産会社、特に地域密着型は、インターネットにない土地情報を持つ専門家です。
疑問や不安を解消しながら条件に合う土地を探せるメリットがあります。
一方で、自力で探すより仲介手数料が高くなる傾向もあります。
また、その土地に希望の家が建てられるか不動産会社では判断が難しいため、建築のプロであるハウスメーカーや工務店に相談しておくと、より安心して土地選びを進められます。
ポータルサイトなどのWEB情報から探す
ご自身で土地探しを行うのも一つの方法です。
WEB上で掲載されている情報やポータルサイトを活用したり、住みたいエリアに足を運んだりしながら土地の販売情報を探しましょう。
ただし気に入った土地があったからといって、すぐに購入すればよいわけではありません。
地盤調査や敷地調査なども併せて手配しなければならないため、土地に関する知識が必要です。
注文住宅の工期が長くなるケースとは?


注文住宅は完成までにやることが多く決める内容も多いため、いずれかの過程でつまづいてしまうと予定が大きく狂うことになりかねません。
ここでは、どのようなケースで特に時間がかかってしまいやすいのかを解説します。
土地探しにこだわりすぎる
注文住宅の計画で時間がかかる主な原因は、こだわりすぎた土地探しです。
多くの人が、希望エリアで全ての条件を満たす100%理想の土地を見つけようとして、購入までに長い時間を費やしてしまいます。
しかし、100%希望通りの土地を見つけるのは稀です。
スムーズに決断するためには、希望条件に優先順位をつけ、「絶対に譲れない」ポイントを2〜3個に絞り込むことが大切です。
設計や設備を決められない
注文住宅の設計や設備決めに時間がかかることも少なくありません。
決まった規格がなく、建材や壁紙、コンセントの位置まで全て選ぶ必要があります。
そのため、想定外の細部で迷ってしまったり、家族間で意見がまとまらず、なかなか方向性が決まらないことが、時間がかかる原因となりがちです。
注文住宅を早く完成させるコツ
注文住宅を早く完成させるには、事前の準備が鍵です。
まず、家族で理想の暮らしやデザインのイメージを具体的に共有し、「絶対に譲れない条件」に優先順位をつけておきましょう。
これにより、時間がかかりがちな土地探しや設計の打ち合わせで迷いが減り、スムーズな決断が可能になります。
また、信頼できる担当者と密に連携をとり、疑問点をすぐに解消することも重要です。
一つひとつの決断を先延ばしにしないことが、結果的に工期の短縮に繋がります。
注文住宅を建てるまでの注意点


理想のマイホームを実現できる注文住宅ですが、計画の進め方によっては思わぬ失敗をしてしまいます。
ここでは、後悔しない家づくりのために、計画段階で特に注意すべき「資金計画」「土地選び」「業者選び」の3つの重要ポイントをわかりやすく解説します。
余裕を持った「総額」での資金計画を立てる
予算オーバーを防ぐには、建物本体の工事費だけでなく「総額」で考えることが重要です。
家づくりには、外構工事などの「付帯工事費」や、登記費用・税金といった「諸費用」が別途必要になります。
これらは見落とされがちですが、総費用の1〜2割を占めることもあります。
あらかじめ総額で予算を組み、希望に優先順位をつけて計画を進めましょう。
土地と建物をセットで考え、慎重に土地を選ぶ
土地は後から変更できないため、建物と同じくらい慎重な検討が必要です。
希望の家が建てられるか、建ぺい率などの法規制や、水道・ガスといったインフラの状況を必ず確認しましょう。
また、日当たりや周辺環境など、実際の暮らしを具体的にイメージして選ぶことが大切です。
土地と建物の予算バランスを常に意識しながら進めるのが成功の鍵です。
信頼できるパートナー(業者)を見つける
家づくりは業者と二人三脚で進めるため、信頼できるパートナー選びが満足度を大きく左右します。
最初から1社に絞らず、複数の会社から提案を受け、デザインや性能、価格を比較検討しましょう。
また、こちらの要望を正確に汲み取り、的確な提案をしてくれる担当者かどうかの相性を見極めることも、後悔しない家づくりのために非常に重要です。
東京・神奈川で注文住宅を建てるならヤザワランバー
注文住宅の完成にかかる期間は8〜15ヶ月が一般的です。
注文住宅は建売住宅と異なり、土地探しや住宅の設計などを全て自分たちで行う必要があるため、手間と時間がかかります。
ヤザワランバーではお客様の理想の住宅を建てられるよう、無料相談会を実施しています。
直接お越しいただかなくても実施できるオンライン相談会も用意しているため、注文住宅を検討している場合はぜひ気軽にお問い合わせください。
注文住宅の流れに関連するよくある質問
住み始めたい時期が決まっている場合は?
入居希望時期から逆算して、すぐに計画を始めることが重要です。
注文住宅は土地探しからだと1年半以上かかることも珍しくありません。
特に時間がかかる土地探しや設計期間を考慮し、最低でも1年~1年半前には行動を開始するのが理想的です。
注文住宅で後悔することは?
間取り、収納、コンセントの位置といった、日々の生活の利便性に直結する実用面での後悔が最も多いです。
デザインだけでなく、実際の生活動線を具体的にイメージし、細部まで検討することが「住んでからの失敗」を防ぐ重要なポイントです。
注文住宅の建築費用の相場は?
土地代を除いた建物の建築費は、全国平均で3,932万円(※2024年度 フラット35利用者調査)が相場です。
ただしこれはあくまで目安であり、建築するエリアや家の広さ、設備のグレードによって費用は大きく変動するため、個別の見積もりで確認することが不可欠です。










