東京の注文住宅
YAZAWA LUMBER

2020/10/15

注文住宅の建築費の価格帯による違いとは

注文住宅を建てる際は、あらかじめ予算を決まっていることが多いでしょう。
注文住宅は、間取りや設備、インテリアも全て自分で選ぶことができ、予算とのバランスを考えて理想通りの家を建てることができるといったメリットがあります。
全ての要望を叶えたいものですが、コストオーバーしないように慎重に計画を立てていきましょう。

平均はいくら?

注文住宅を建てる際は、あらかじめ予算を決めておく人が多いでしょう。予算がなくても1000万、2000万と比較的コストを抑えて建てることができたり、こだわりを持って建てた4000万円を超える注文住宅もあります。注文住宅は、間取りや設備、インテリアも全て自分で選ぶことができ、予算とのバランスを考えて理想通りの家を建てることができるといったメリットがあります。

 

しかし、どれくらいのお金を用意すれば、満足できるマイホームを建てられるのか、グレードの違いなどを知らなければイメージしにくいのではないでしょうか。理想とは違ったと失敗することがないように、建築費の価格帯による違いについて知っておく必要があります。注文住宅を建てた人の平均は、土地代を含まずに3000万円台です。全国平均では床面積130平方メートル、3300万円ほどで、首都圏になると約127平方メートルで3600万円が平均だとされています。地域によって広さなども異なりますが、約40坪で3000万前半の費用がかかるとイメージしておきましょう。

価格重視の1000〜2000万

コストを抑えて1000万円台の予算で建てることも可能ですが、外観や間取りはシンプルになります。マイホームは欲しいけど、子供の教育費や趣味などにお金がかかってローンを早く完済してしまいたいと考える人に選ばれる価格帯です。出来るだけ建築費を抑えたい場合は、凸凹を少なくし、正方形や長方形などシンプルな設計にすると良いでしょう。

 

例えば、1階と2階の床面積を同じにすることや、切妻屋根や片流れ屋根の家はコストが低い傾向にあります。性能やグレードが低いと住みにくさを感じる可能性があるため、削ってはいけない場所を無理に削るのはおすすめできません。2000万円台は予算配分の仕方次第で理想が叶えられます。どこにお金をかけるかによって仕上がりも異なりますが、1000万円と比較すると余裕があるため、こだわりたいポイントにはお金をかけ、それ外は妥協して安価なものを選ぶとイメージしたマイホームに近けることが可能です。

 

しかし、要望が次から次へと出てきて高額になるケースも少なくないため、内装は安価に、設備はグレードの高いものを選ぶなど、メリハリをつけるのがポイントです。設計していく前に、家族で譲れないポイントを話し合っておくと意見がまとまりやすくなります。また、譲れない条件それぞれに優先順位をつけていくのもおすすめです。

こだわりを反映できる3000〜4000万

平均的なグレードや広さは3000万前半で建てられます。平均よりも高い3000万後半になると設備や資材のグレードをアップさせることができ、スペースも広げることが可能です。全ての要望を叶えることは難しいかもしれませんが、デザインや間取り、設備は憧れを実現することができるでしょう。

 

また、2000万台と同様に、お金をかけるところと抑えるところのバランスがポイントです。内装にこだわりたいのであれば外観デザインはシンプルに、床材を部屋によって変えるなど3000万台でも満足度の高い家になります。30坪から40坪の注文住宅では4000万台になると、多くの希望が叶えられるでしょう。こだわりが強い人は4000万台になる傾向があり、中庭を設計することや家の形をコの字型にできるなど、自由度が一気に高くなります。

 

また、自然素材を使うこともできるでしょう。どうしても譲れないこだわりがいくつもあるという人は、建築費だけで4000万を用意しておくと良いかもしれません。このように建築費の価格帯の違いによって、マイホームの仕上がりは大きく変わってきます。全ての要望を叶えたいものですが、コストオーバーしないように慎重に計画を立てていきましょう。お金がなくても、工夫次第で満足度の高いマイホームが手に入るはずです。

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