東京の注文住宅
YAZAWA LUMBER

2020/10/15

日本の注文住宅に求められるポイントとは

日本の注文住宅に求められるポイントとはなんでしょうか。
日本の状況や将来的な見通しから考えると、高齢化に対する対応や地震発生時の安全性、省エネ対応、耐久性だと言えます。
完全オリジナルで家づくりができる注文住宅を建てる際は、このようなポイントを考慮した上で設計してみてはいかがでしょうか。

不満が挙がりやすい項目

これから日本で注文住宅を建てようと考えている人は、日本の注文住宅に求められるポイントを知っておきましょう。
イントを考える時には、日本の状況や将来的な見通しを把握しておく必要があります。

 

例えば、住宅事情です。平成25年の調査結果では注文住宅だけでなく、住宅全体に対する不満率が高い傾向にあります。昔と比べると改善されてきていますが、不満に感じる部分は残っているのです。不満率の高い項目は、高齢者への配慮や地震発生時の安全性、省エネルギー対応、傷み、断熱性や気密性などが挙げられます。

 

この中でも昔と比べると、高齢者への配慮や省エネルギー対応は大きく改善していますが、地震発生時の安全性や家の傷みの少なさは改善されていないようです。このような調査結果を見ると、注文住宅に求められるポイントは高齢化に対する対応や地震発生時の安全性、省エネ対応、耐久性だと言えます。完全オリジナルで家づくりができる注文住宅を建てる際は、このようなポイントを考慮した上で設計してみてはいかがでしょうか。

気候や風土にも対応

日本の気候や風土を理解し、それに対応していける家づくりも大切なことです。日本は四季があるため1年間の気温差が大きく、湿度が高いという特徴があります。暑すぎるよりも寒い方がいいという人や、逆に暑い方がいいという人もいるため、過ごしやすさはそれぞれ異なりますが、一定の温度を保てるようにした方が快適な空間になるでしょう。温度差が激しい環境の中で、一定の温度を維持するのは簡単なことではありませんが、15度から25度が快適です。
激しい温度差が生じないようにするためには、外気に対して室内の気温は出来るだけ一定の範囲に留めなければなりません。外気の影響を遮断するのがポイントになるため、断熱性や気密性能が重要になってくるでしょう。

 

昔からこのような性能が必要条件として知られるようになっていますが、断熱と気密はセットでなければ効果が発揮されないということを理解しておかなければなりません。費用を削減するために、どちらかだけ取り入れよう考える人もいますが、いくら性能が良い断熱材を使ったとしても、家の隙間をなくし、気密を高めなければ、熱が移動して外気の影響を受けやすくなってしまうのです。逆に、気密性だけを高めても断熱材の効果がなければ同じ結果になります。建てた後で住みにくいと後悔することがないように、注意してください。

少しでも寿命を伸ばすために

マイホームを一軒建てるだけで、莫大なお金がかかります。そのため、出来るだけ長持ちする家をつくりたいと思うものでしょう。建物の寿命を縮める原因になるのは結露です。昔の建物は、夏型住宅と言われる隙間が多くて風が通り抜けやすい家が多かったため、結露が起きにくい傾向にありました。しかし、室内の快適性を追求するにつれて断熱性や気密性の高さが求められるようになり、それに伴って結露の問題が大きくなってしまったのです。

 

また、結露にも壁や窓に発生する表面型と壁の中で発生する内部型があります。表面型はこまめに拭いて壁や窓が腐ったり、カビが生えてきたりしないように対策することは可能です。しかし、内部型は目で確認することができないため、気がつかないうちに内部から傷んでいたというケースがあります。内部が結露して症状が進行すると土台が腐り、金属も錆びてくるため建物の寿命が縮まります。これを回避するためには、結露の発生メカニズムを理解して対策しなければなりません。少しでもいい状態を維持できるように結露対策も行いましょう。また、現在では地球環境に優しい家づくりも求められています。今後も住宅事情が変化していくため、将来を見据えてマイホームをつくっていくことが大切です。

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