東京の注文住宅
YAZAWA LUMBER

2020/10/15

ちょうどいい大きさの平屋の注文住宅とは

近年、注文住宅などの新築住宅で平屋を希望する人が増えてきました。
地域や予算を決めてその範囲内で実現できるものを考えていきましょう。

メリットがたくさん

マイホームで平屋を建てる人が多いです。平屋には二階建て以上の建物にはない様々なメリットがあるため、人気があるタイプです。例えば、階段がいらないため、老後も安心して暮らせることが挙げられます。赤ちゃんがいても階段から転げ落ちてしまう心配がありません。

 

また、生活動線が短く各部屋に移動がしやすいです。洗濯しながら台所で料理をし、洗濯が終わったら外に干しに行くなど様々な家事を並行して行うこともありますが、距離があると生活の負担になります。しかし、平屋のようなコンパクトな間取りは移動距離が短くなるため家事もしやすくなるのです。無駄な廊下を省くと家族間のコミュニケーションも取りやすくなるでしょう。玄関から入って自室に行くためには必ずリビングを通るように設計すると、自然と家族と触れ合う時間がつくれます。

 

子どもが成長すると、帰宅後すぐに自室に引きこもって会話がなくなることも少なくありませんが、間取りを工夫するとこのような心配もありません。しかし、注文住宅で平屋を建てるとき、大きさに悩む人が多いのではないでしょうか。失敗しないようにちょうどいい広さの考え方について知っておくことが大切です。

平均を知っておこう

建物の大きさは坪数で表しますが、様々な坪数が存在しており、マイホームを建てようとしたときにちょうどいい大きさがどれくらいなのか悩むものです。注文住宅は予算がある限り自由に設計できるものですが、広すぎたり狭すぎると不便に感じます。そうならないように慎重に検討することが大切です。

 

世帯ごとにちょうどいい広さは異なりますが、平均を知っておくと判断しやすくなるでしょう。全国の平均は床面積が約129.3平方メートル、建築費が約3308万円という結果になっており、首都圏では127.2平方メートル、近畿圏では130.5平方メートル、東海圏は132.0平方メートルです。

 

このように平均は地域によって差がありますが、130平方メートルほどは約40坪の広さだということをおさえておきましょう。快適さはそれぞれ感じ方が異なりますが、3人家族であれば100平方メートルで約30坪、4人家族は125平方メートルで38坪です。この数字から見ると35〜40坪あれば十分な広さがあると言えます。予算の問題もありますが、35〜40坪を基準に間取りを考えてみてください。

工夫が必要

35坪というと少し狭いイメージがある人もいるのではないでしょうか。基本的には長く滞在する部屋だけ広くする傾向にあるため、キッチンやランドリースペース、寝室が狭くなる可能性があります。ゆったりとした空間が欲しい場合は、部屋の数を減らして3LDKの間取りにした方が圧迫感がありません。

 

また、35坪と40坪はたったの5坪しか差がありませんが、10畳ほどの違いが出てきます。10畳もあれば1部屋ほどに相当するため、4LDKの間取りが譲れないのであれば40坪にした方が暮らしやすいです。
家族構成が二人であれば、2LDKや3LDKにして一つ一つのスペースを広くすると開放的になります。これらはあくまでも目安です。

 

最も大切なポイントは、住む人が快適かどうかです。狭い方が落ち着く人もいれば、子どもが増えることを考えると40坪以上必要になる場合もあるでしょう。そのため、将来のことや自分たちが必要とする大きさの平屋を実現してください。

 

注文住宅は理想や希望に合わせて間取りも自由に決められます。行き止まりのない動線を取り入れると坪数が少なくても快適に暮らせるはずです。まずは、地域や予算を決めてその範囲内で実現できるものを考えていきましょう。暮らし方を具体的にイメージするとちょうどいい大きさを計画しやすいです。

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