東京の注文住宅
YAZAWA LUMBER

2020/10/15

自然への配慮・省エネを考慮した注文住宅とは

注文住宅を建てる際も環境への配慮が注目されています。
環境に配慮した注文住宅とは、どんな住宅でしょうか。

環境へ配慮した家

近年、先進国を中心に環境への配慮が様々なシーンで求められています。注文住宅を建てる際も環境への配慮が注目されています。環境に配慮した注文住宅とは、どのような家づくりなのかを知った上で、注文住宅を建ててみてはいかがでしょうか。環境に配慮した注文住宅とは、循環型社会と環境共生社会に適合した家です。循環型社会と環境共生社会に適合することを意識して家づくりを行うと、環境に優しく、人にも優しい注文住宅が実現します。

 

これまで、日本は大量生産、大量消費の家が多い傾向にありましたが、現在では長寿命を目指した家が多く、建物における平均寿命も伸びています。今後も、耐久性に優れた長寿命な家が増えていくでしょう。また、省エネへの取り組みも環境を配慮した注文住宅を建てる上で欠かせないポイントです。省エネへの取り組みは、断熱、気密、換気、通気の4つ要素が大きく関係しています。一般的に販売されている住宅では基準最低レベルの断熱、気密性能が多いです。注文住宅では建売住宅よりもレベルの高い断熱、気密性能を意識して省エネの家づくりに取り組みましょう。

CO2の削減

一般的に、家庭で消費するエネルギー量は日本全体の消費量の15%ほどだとされており、増加傾向にあります。それに伴い、CO2の排出量も増加しているのです。少ないエネルギー量で快適に暮らすことのできる家づくりを実現するためには、高断熱、高気密が重要なポイントになります。

 

高気密は息苦しいイメージを持っている人もいるのではないでしょうか。24時間換気システムを導入すると、常に新鮮な空気を循環してくれるため、息苦しさを感じることはありません。断熱、気密、換気、通気だけでなく、建材の無駄を減らすことも環境に優しく、省エネに繋がります。それには、施工の方法に工夫が必要です。

 

例えば、材料を加工する上で出るゴミを極力減らすことが挙げられます。また、再利用しやすい建材を使用するとCO2の削減に繋がり、環境へ優しい家づくりをすることが可能です。断熱材の加工、使用、廃棄時にはフロンガスが放散されます。これはオゾン層の破壊につながり、地球に大きな悪影響を与えてしまうため、現在では規制されています。その代わりに、温室効果の高いフロンガスが放散されない断熱材が用いられていることが多いです。

自然素材を取り入れよう

自然素材を上手に取り入れることも環境への配慮を意識した家づくりをする上で大切です。自然素材を建築の資材として用いると、ホルムアルデヒドなどの化学部質の発生を削減することができるのです。さらに、室内環境も整えてくれます。近年の住宅は、公的規格に適合するホルムアルデヒド資材が使用されていますが、絶対に安心であるという訳ではありません。そのため、できるだけ自然のものを使用することをお勧めします。

 

例えば、無垢の木、珪藻土、紙クロス・布クロスなどが挙げられます。塗料や接着剤までも気を配って選ぶとより環境に優しい家を実現することが可能です。

 

このように環境への配慮には様々な方法があります。環境への配慮、省エネを考慮した注文住宅は、長期的に考えると自分の利益になるものです。しかし、初期費用がかかってしまうため注意しなければなりません。環境への配慮、省エネ以外にも優先したい条件があるはずです。環境への配慮や省エネを意識しすぎると、費用面での負担が大きくなたりと、かえってストレスを感じるかも知れません。必要な箇所に自然素材を取り入れることや、ほかに優先したい条件とのバランスを考えて、予算内でできる環境への配慮に取り組んでみてはいかがでしょうか。

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