東京の注文住宅
YAZAWA LUMBER

2020/10/13

売却しやすい注文住宅の条件とは

注文住宅を建てる際に、将来を見据えて売却しやすい家をつくりたいと考えている人もいるのではないでしょうか。
売却のしやすさは立地条件、家そのものの条件です。後から改造して違法建築になっている物件は多いですが、違法建築は買い手が見つかりにくいため、気をつける必要があります。

売りやすさを考えて建てよう

注文住宅を建てる際に、将来を見据えて売却しやすい家をつくりたいと考えている人もいるのではないでしょうか。一生住み続けることができるマイホームを建てる人の方が多いかもしれませんが、生活環境が変わることもあります。

 

例えば、親と同居することになったり、転勤や転職で住む地域が変わったり、自分たちの子供が実家を相続せず住む人がいなくなるなどです。実家を相続しても、自分たちにもマイホームがあると住む人がいなくなるため、売ってしまう人も少なくありません。最近では、空き家問題もあるため、住む人がいなくなったからと言って、そのまま放置することはできません。実際に空き家になった実家を売ることができず、困っている人も多いです。

 

このように将来、生活環境が変わり手放さなければならない時に対応できるように、売却しやすい条件について知っておきましょう。1990年代前半までは新築の購入率が高い傾向にありましたが、2000年代からは中古の購入率が上がってきており、買い手が見つかりやすい家づくりをすると、売却ができず悩むこともないはずです。

立地について

売りやすい注文住宅の条件は大きく分けると2つです。

 

一つは立地条件です。売りやすさを決める最大のポイントは立地条件だと言えます。どんなに状態や性能が良くても立地が悪ければ購入者が見つかりにくいです。住む場所はどうにもならないことがありますが、場所がいいほど価値が上がりやすいため、将来にわたって社会インフラが整備されていたり、交通の便や周辺環境などを考慮して選ぶ必要があります。

 

また、地域の発展性も重要なポイントです。これからも人口が減り経済成長も低下していくとみられている中で発展が見込めるエリアは多いわけではありません。全国的に地価が下がり続けているため、発展性のある土地を見つけることは難しいかもしれませんが、一つのポイントとして覚えておくといいでしょう。

 

他には、地盤の問題も考えなければなりません。水害が起こりやすい土地は軟弱な地盤が多いとされているため、購入する前に調べておくことが大切です。どうしても住みたい土地の地盤が悪い場合は、改良工事を行えば問題ありませんが、その分費用が高くなるため気をつけてください。

建物について

もう一つは家そのものの条件です。土地ほど重要なわけではありませんが、家のつくりが売却のしやすさに影響します。購入者が建て替えずに済むような注文住宅を建てましょう。

 

例えば、メンテナンスが行き届いていることです。これはとても重要で、設備の痛み具合が酷かったり、見栄えが悪かったりすると買いたいと思わなくなります。日本では中古の売買が少ないですが、欧米では資産価値を維持するためにメンテナンスに力を入れています。今後は中古の売買が増加することが予測されているため、メンテナンスの重要性も意識していかなければなりません。プラス評価を得るためには信頼性がポイントになります。お墨付きがもらえる制度があるため、上手に利用して信頼性をあげましょう。住宅性能表示制度や長期優良住宅制度を利用して、信頼性が高いという認定をもらうといいかもしれません。

 

他には、増築がしやすいなどと、購入者が求めてくる可能性のある要望を想定して応えられるように対策するのもポイントです。プラス評価にもなるでしょう。在来工法で建てると増築がしやすく、ツーバイフォーは増改築がしにくいなど特徴を知った上で検討してみてください。また、欠陥住宅は避けなければなりません。後から改造して違法建築になっている物件は多いですが、違法建築は買い手が見つかりにくいため、気をつける必要があります。このように売却しやすい注文住宅を建ててみてはいかがでしょうか。

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