東京の注文住宅
YAZAWA LUMBER

2020/10/13

注文住宅購入時に知っておくべき保証とは?

注文住宅を建てる上で確認すべき3つの制度があります。
瑕疵担保保証制度、住宅完成保証制度、地盤保証制度です。
被害を受けないように対策をすることはもちろん、被害を受けたときにどう行動した方が良いのか考えておくと慌てずに済むでしょう。

知っておくべき3つの保険

注文住宅は自分好みの家を建てることができるため、生活がしやすい間取りを考えたり、おしゃれな内装にこだわったりする人が多いですが、保証について学んでおくことも安心して暮らすために大切なことです。大切なことですが意外に見落とす人が多いため、どんなものがあるのか知っておきましょう。注文住宅を建てる上で確認すべき3つの制度があります。

 

まず1つ目は瑕疵担保保証制度です。これは、建物に対する保険のようなもので、基礎や土台、床、柱などの基本的な構造と屋根や外壁から発生する雨漏りの防水性について品質を確保するための法律となります。引き渡し完了後10年間が義務付けられていますが、万が一、建築業者が10年経過する前に倒産、廃業してしまったときは、保証してくれる人がいなくなってしまうのです。

 

このリスクを回避するためには、建築業者が第三者機構による瑕疵担保保証責任保険に加入していなければなりません。ほとんどの企業が入っているはずですが、全てではないため必ず契約をする前に確認することが大切です。デザインや価格に納得ができても、加入していない場合は依頼しないほうが良いでしょう。

契約する前に確認しよう

2つ目は住宅完成保証制度です。これは注文住宅の建築が完全に終わる前に依頼先が倒産したとき、依頼主の負担を最小限にとどめて完成させるものです。契約したら、あとは安心して任せられるイメージがありますが、お客様に経営がうまくいっていないことを隠しながら施工をし、途中で続けられなくなってしまったという可能性があるかもしれません。

 

そのような会社にはお願いしたくないものですが、着工から完成までに時間がかかるため、その間に何が起きるかわかりません。問題が起きてからでは遅いため、会社がどんなものに加入しているのか確認してください。加入先によって内容が異なり、増えた費用分の一部や前払金だけ、工事出来高の損害が対象、引き継ぐ会社を探してくれるだけなど補償が違います。

 

保証を含めたどんな契約をして、どんな内容なのかをチェックするようにしましょう。計画が進んでいくと聞きにくくなってしまうため、お問い合わせ時や契約前にしっかり聞いておくべきです。質問に対して曖昧に答えたりする場合は、注意してください。

独自で設けていることもある

3つ目は地盤保証制度です。これは家を支える地盤が沈下するなどに対する補償です。調査をしてから施工するのは当たり前ですが、住み始めてから何が起きるかわかりません。これも機関によって内容が違うため、調べておくことが大切です。

 

どれも聞いたことがない保険ではないでしょうか。他にもシロアリや防水施工など、様々な種類の補償があります。シロアリはなんでも食べてしまう虫で、家の要となる柱や壁の間に入れる断熱材、コンクリートなどを餌にします。食べられてしまうと穴や隙間が空いて、建物に大きな影響を与えるため注意しなければなりません。どの家にも発生する危険性があるため防蟻工事が必要です。防蟻工事を補償してくれるかどうか聞いてみてください。

 

防水工事については、施工した場所に対する保険のようなものです。また、アフターフォローやメンテナンスなど業者が独自に用意している場合も少なくありません。内容はもちろん、期間も違います。できるだけ期間が長い方が安心できるため、どんなに充実したサービスであっても期間が短い場合は、再検討をした方が良いです。知らないまま安心して任せっきりにしていると、何かトラブルが起きた時に適切な対処ができません。被害を受けないように対策をすることはもちろん、被害を受けたときにどう行動した方が良いのか考えておくと慌てずに済むでしょう。

PAGE
-TOP