東京の注文住宅
YAZAWA LUMBER

2020/10/13

注文住宅の間取りを決める際の注意事項とは?

完全にオーダーメイドでつくる注文住宅では、間取りを決める際にどこに収納スペースを設けるのかが重要なポイントになります。
部屋の広さのバランスや各フロアの音の伝わり方なども考慮して、後悔することがないように、自分の希望だけでなく使いやすさ、住みやすさを考えて間取りを決めてみてはいかがでしょうか。

収納スペースのポイント

完全にオーダーメイドでつくる注文住宅は、デザインの自由度が高いというメリットがありますが、自由度が高い故に失敗を招くことがあるため注意が必要です。
特に、間取りの決め方は様々な注意事項があります。収納スペースが使いにくい、意外とものが入らないなどといった失敗をする人も少なくありません。間取りを決める際に収納スペースを重視しようと考えている人も多いのではないでしょうか。収納スペースは狭いよりも広いに越したことはありません。

 

しかし、どこに収納スペースを設けるのかが重要なポイントになります。何をどこに収納するのか、どういったシーンで取り出すのかを考えて収納スペースの間取りを考えなければ、失敗する可能性が高いです。

 

例えば、大型収納を2階に設置してしまったという失敗があります。こたつや来客用のお布団など大きなモノの中でも、使用頻度が少ないモノは2階に収納して、よく使用する小さいモノは1階の収納スペースにしまえるように考える人が多いですが、大きなモノを持っていちいち階段を上がり下がりしたり、はしごを使わなければ運べなかったりすると不便に感じるでしょう。
それだけでなく、足を踏み外すなどの危険を伴います。何をどこにしまったら取り出しやすいか、運びやすいかを考えるのがポイントです。

部屋の広さのバランス

収納だけでなく他の部屋の広さにも注意が必要です。注文住宅でスペースの配分に失敗する人が多くいます。

 

例えば、脱衣所が狭すぎる、リビングが広すぎる、寝室が狭くてベッド以外に置けないなどです。脱衣所は基本的に1人ずつしか使用しないため、最低限の広さにして、その分リビングを広くしたいと考える人もいるのではないでしょうか。しかし、脱衣所は洗濯物を干すことや、洗面所やお風呂で使用するモノのストックの収納も考慮しなければなりません。一人が着替えられるスペースだけだと、使いにくいと感じるでしょう。
また、広々としたリビングに憧れるものですが、広すぎてもエアコンの効率が悪くなります。

 

夏は冷房が行き届かなくて暑い、冬は暖房が行き届かなくて寒いなど、居心地の悪い空間になってしまうため注意が必要です。過ごしやすいリビングの広さは15畳、キッチンが5畳だとされています。家族の人数によって過ごしやすいと感じる広さは異なりますが、これを基準にして間取りを決めるといいかもしれません。

各フロアの音の伝わり方

音の伝わり方にも注意しましょう。子供の声が響いて落ち着けない、キッチンの真上に子供部屋や寝室があるため、深夜に食洗機を回すことができない、道路側に寝室があるため外の音が聞こえて眠れないなどの失敗をする人も少なくありません。特に、二世帯住宅の場合は、使いやすいようにキッチンやお風呂を1階、2階どちらにも設置することがありますが、生活スタイルが異なると生活音が気になります。

 

それぞれの階で動線を考慮して間取りを決めることも大切ですが、各フロアを重ねて見たときに、音が伝わって居心地が悪くならないかを考えなければなりません。子供の走り回る音、換気扇、食洗機、洗濯機、お風呂の排水音など音が出る場所を図面で確認し、各フロアを重ねて支障をきたさないかを確認しておくと安心です。リビングや寝室、客間などとできるだけ離して間取りを考えるといいかもしれません。

 

このように、注文住宅の間取りは住み心地の良い家づくりをする上でとても大切なポイントになります。知らなければ、住み始めてから後悔することもたくさんあります。後悔することがないように、自分の希望だけでなく使いやすさ、住みやすさを考えて間取りを決めてみてはいかがでしょうか。

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