東京の注文住宅
YAZAWA LUMBER

2020/10/13

注文住宅でペットと暮らす家の間取りと工夫とは

ペットも家族の一員であるため、注文住宅を建てる際にはペットと暮らすことを踏まえて、間取りを検討しましょう。
ペットと一緒に暮らしやすい空間を作りましょう。

ペットの肉球に優しい床材

ペットを飼っている人は、注文住宅を建てる際に間取りに工夫が必要です。ペットも家族の一員であるため、注文住宅もペットと暮らす家として検討しなければなりません。人間だけでなく、ペットも暮らしやすいと感じる間取りを考えてみましょう。人間にとっては快適に暮らせる間取りであっても、ペットにとっては心地が悪かったり、危険だったりということがあります。

 

ペットも暮らしやすい注文住宅の間取りのポイントは、ペットの肉球に優しい間取りを考えることです。足の裏の肉球はとてもデリケートであるため、階段を緩やかに作るなどの工夫が必要になります。階段が緩やかだと柔らかいデリケートな肉球に負担をかけません。ペットが飛び降りたり、走り回ったりしても足腰への衝撃が最小限におさえることができます。
ペットだけでなく、妊婦や高齢者にとっても階段は緩やかな方が上がり下がりしやすく、安全です。

 

また、床材にも注意しなければなりません。
ペットの足が滑りやすい、肉球が傷つきやすい床材は避けてください。ペットの生活スペースには、肉球に優しいコルク材やペット用のコーティングをすると良いでしょう。
一般的なフローリングはペットが滑って怪我につながる可能性があります。グリップ感のある床材を選んでみてはいかがでしょうか。

ペットと人間の安全を考慮した間取り

ペットの安全を確保した間取りを考えることもポイントの一つです。
玄関のドアを開けたときに、ペットが外に出て行ってしまったり、調理中にペットがキッチンに入ってきたりするなどの危険があります。
ペットの行動範囲を徹底的に制限する必要はありませんが、家族みんながペットの姿を把握できるような間取りを取り入れましょう。

 

例えば、フェンスの設置です。玄関やキッチンなどにフェンスを設けると、飛び出させないようにしたり、ペットに危険な食材、刃物、火に触れさせたりしないようにすることができます。
腰を痛めやすい階段を上らせたくない場合には、階段入り口付近にもフェンスをつけると良いでしょう。

 

バルコニーの隙間も注意しなければなりません。バルコニーのある注文住宅に憧れている人も少なくありませんが、バルコニーの目隠し板に隙間を作ってしまうとペットが落下してしまう危険性があります。パネル式のベランダ用目隠しや木製、樹脂製のラティスなどで隙間をなくしてください。

ペットにもプライバシーがある

人間と同様に、ペットもプライバシー空間が必要です。ペットは家族と一緒にいたい、遊んでもらいたいと思っていますが、ペットにも寝るとき、排泄時などプライバシーがあります。
餌や飲み水置き場は人の動線から少しずらしてあげましょう。

 

小さな子供がいる家庭では、餌に興奮しているペットに怪我をさせられてしまう可能性があります。ペットのプライバシーを守り、人間も安全に暮らせるようにペットだけのスペースを作ってあげることも大切です。
壁際に設置してあげると、ペットが安心して餌を食べられるスペースとなります。近くに収納スペースを設けて人間の視覚を遮ると、プライバシーを守りつつ、餌やペット用品を収納できる場所として使えるでしょう。

 

トイレスペースも人間からは見えない場所に設置することが大切です。奥まった場所にトイレスペースを設けて、壁や床に防水加工を施すとペットにとっても人間にとっても快適な空間になります。
散歩後にペットの足を洗う場所を作ってみるのも良いかもしれません。リビング窓のそばに蛇口を作ると、そこで足を洗うことができたり、ペットも自由に水が飲めたりします。夏はプール代わりにもなるでしょう。

 

お庭にドッグランのように走り回れるスペースを作ったときもそばに蛇口があれば、便利です。
猫を飼っている人は、自由にお散歩ができるキャットウォークがオススメです。
吹き抜け上部の窓際や段違いの棚を作って、猫が暮らしやすい空間を作ってあげましょう。

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