東京の注文住宅
YAZAWA LUMBER

2020/10/13

注文住宅における平屋のメリット

近年、注文住宅などの新築住宅で平屋を希望する人が増えてきました。
なぜでしょうか。メリットとデメリットをご紹介いたします。

人気がある平屋の特徴

近年、注文住宅などの新築住宅で平屋を希望する人が増えてきました。平屋を選ぶ理由は人それぞれですが、一世帯の人数が減ってきたことや、おしゃれな空間を楽しみたいなどが挙げられます。
注文住宅を建てることは、人生の中でも大きな買い物であるため、建てた後に後悔しないためにも平屋の特徴を知っておくことが大切です。
メリットとデメリットを比較して、住みやすい方を選択してみてはいかがでしょうか。

 

また、デメリットに感じることが多くても、改善や対策次第で平屋のメリットを活かすことができます。
理想的な注文住宅を実現するために、特徴をしっかりと把握しておきましょう。

平屋のメリット

メリットの一つは家族のコミュニケーションが取りやすいことです。同じフロアで生活をするため、自然と家族で顔を合わせる機会が多くなり、コミュニケーションが取りやすくなります。よりコミュニケーションを取りやすくするためには、リビングダイニングのスペースを広くしたり、対面キッチンにしたりすると良いでしょう。

 

構造的に安定することもメリットとして挙げられます。地震が多い日本では、耐震対策が欠かせません。耐震性は建物の重量が重要になり、重量が重くなると揺れも大きくなるからです。二階建てと比較して平屋は軽くなるため地震に強いです。

 

メンテナンスの面でもメリットがあります。こだわった注文住宅を長持ちさせるためには、メンテナンスが大切です。二階建てよりも普段の掃除がしやすく、また、業者にメンテナンスを依頼する際も足場を組む必要がありません。その分、費用を安く抑えることができます。

 

老後のことを考えて平屋を選ぶ人も少なくありません。若い時は快適に過せても、高齢者になると階段につまずいたり、足を滑らせたりしてしまう可能性があります。階段のない平屋をバリアフリーに設計すると、老後の生活も安心です。階段がない分、そのスペースを書斎や寝室にするなど様々な使い方ができることもメリットと言えます。
メリットを活かした平屋を建ててみてはいかがでしょうか。

デメリットを改善すると住みやすくなる

平屋のデメリットは、坪単価が高くなってしまうことが挙げられます。同じ床面積でも平屋と二階建てを比較すると基礎部分の面積が平屋の方が広いです。基礎工事にかかる面積も二階建てより広くなるため、その分の費用がかさみます。
また、部屋数を増やすためには広い敷地が必要です。土地と予算に余裕があれば、ゆったりとした平屋も可能ですが、土地の高い都心では難しいと感じる人もいるのではないでしょうか。

 

平屋のメリットの一つに、家族とのコミュニケーションが取りやすいことがありましたが、逆を言えばプライベートの確保が難しいというデメリットにもなります。プライベート空間を確保するために、ロフトを設けたりリビングを仕切ったりなどの工夫が必要です。

 

場所によっては、日当たりの確保が難しい場合もあるでしょう。面積が広くなると建物の中心は日当たりが悪くなります。特に、建物中心部が他の部屋に囲まれるように設計する場合には、採光や通風方法に工夫が必要です。中庭を作ったり、天窓を配置したりすることをお勧めします。建物全体を細長く設計し、全ての部屋に窓を設置することも有効な対策です。

 

平屋には様々な特徴がありますが、設計の専門家に相談しながら注文住宅を建てましょう。
平屋のデメリットを改善し、住みやすい住宅を実現することができます。

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