東京の注文住宅
YAZAWA LUMBER

2021/08/02

ローコスト注文住宅が費用を安く出来る秘密とは?

ローコストの注文住宅とは、通常の注文住宅と比較して安く建築ができるお家のことです。
予算内でお家を建てたいというニーズに応えることができるため、夢のマイホームを建てる際は検討してみてはいかがでしょうか。
YAZAWA LUMBERは設計から施工まで全て自社で行います。限られた予算の中でワンランク上のマイホームを手に入れてみてはいかがでしょうか。

建売と同等の価格

注文住宅はお金がかかると思っている人が多いのではないでしょうか。
思い描いているデザインを取り入れたり、最新設備で揃えるなど理想を詰め込むことができるのが魅力的ですが、お金に余裕がなければ注文住宅でマイホームを建てられないと思っている人も多いでしょう。
もちろん、全ての要望を叶えるためには高額な予算が必要になります。
こだわるほど費用は高くなりますが、一般的な住宅と比較すると建築費用を抑えたローコストで建てることも可能です。
ローコスト住宅とは比較的安価で建てられるお家のことを言いますが、実際にどれくらいの価格なのかわからない人もいるのではないでしょうか。
建築費は規模によって異なりますが、坪単価が30万円から60万円、もしくは工事費の総額が2000万円までのお家のことをローコストと言います。
一般的な注文住宅は建築坪単価が80万円から90万円ほど、工事費の総額が2500万円から3000万円になることが多いです。
建売になると1500万円から2000万ほどと言われていますが、自由度の高いローコストの注文住宅と同等であるため、こだわりのある人は予算を抑えながらイメージ通りのお家を作るためにローコストを選ぶ傾向にあります。

メリットやデメリット

マイホームは人生の中で何度も建てるものではありません。
そのため、満足度の高いお家づくりをしたいものですが、予算には限りがあります。
できるだけ費用を抑えながら満足度の高いお家が建てられるように、ローコストのポイントを知っておきましょう。
ローコストでお家を建てるメリットの一つは、建て替えのしやすさです。
お家を安く建てることが重視されているため、設備や性能がそれほど優れていないのが前提です。
少しの揺れで倒壊したり、すぐに劣化して大規模な修繕が必要になるというわけではありませんが、構造部分から全てにこだわった高額のお家と比較すると耐久性が劣る傾向にあります。
そのため、一生建て替えをせずに住みたいという人は不向きです。
しかし、逆に言うとある年数まではこのお家で住む、子供が大きくなったら住み替えるなどライフスタイルに合わせてお家を変えていくことを考えていれば、建て替えやすいローコスト住宅はメリットだと言えるでしょう。
デメリットも様々ありますが、キッチンやお風呂、トイレなどのユニットはグレードが低くなります。
また、耐久性だけでなく断熱性や耐火性、耐震性、遮音性は劣ることもデメリットです。
こだわり抜いたお家を比較すると劣るというだけであるため、暮らしに影響を与えることはありません。
腕のある職人が施工したり、匠と呼ばれるような建築家に設計してもらうとコストを落としながら暮らしやすいマイホームを手に入れることができます。
逆に中途半端な技術を持つ業者や、ローコストを得意としていない建築家、実績のないところは失敗する恐れがあるため注意してください。
しっかりと信頼できるところを探すことが大切です。

なぜ安く建てられるのか

ローコストで建てるお家の特徴は分かりましたが、ある程度の質を保ちながら、なぜコストが抑えられるのか気になるのではないでしょうか。
その理由は、粗利が関係しているからです。
粗利は建物の総額から原価を差し引いたもので、利益と経費の総額になります。
粗利率が高い住宅メーカーは広告宣伝費や人件費、開発費などの経費が多い傾向にあります。
ローコストで建てられるメーカーは広告費を削減したり人件費を抑えて経費を抑えられるように取り組んでいるのです。
また、建築材料や設備のグレードを統一し、大量発注することで仕入れにかかる費用を抑えたり余りが出ないように発注ロスの削減も行なっています。
さらに、工事の仕様がある程度一定にすることで、スタッフの作業効率も上がり、品質にばらつきが出ることなくいくつもの物件を掛け持ちすることができるようになります。
このように、費用が抑えられるのは過度率を高めて利益を上げ、建築費を下げているからです。
中には、安く建てられるお家は、手を抜いた施工が行われて欠陥住宅になるというイメージを持っている人もいるでしょう。
しかし、無駄なお金をカットするなど適切な方法で削減しているという理由を知っておくと、安心して依頼できるのではないでしょうか。
業者によって異なりますが、心配であればどのようにコストカットしているのか聞いてみるのも一つの方法です。

低価格で家を建てるポイント

要望を全て叶えたお家は満足度が高く理想通りになりますが、現実的ではないでしょう。
低価格で注文住宅を建てる際のポイントは、譲れない条件と妥協できる条件を明確にしておくことです。
最新設備にこだわらない、内装のデザインはこだわりたい、間取りを優先したい、キッチンだけグレードを上げたいなど、まずは要望や妥協できるポイントを挙げてみてはいかがでしょうか。
イメージを膨らませるためにカタログを見たり住宅展示場などで話を聞きにいくことがありますが、様々なデザインを見ているとあれもこれもと何でも取り入れたくなるものです。
しかし、見積もりを取ってみると予算を超えることも少なくありません。
予算の中で最大限に理想を詰め込みたいものですが、全ては叶えることができないでしょう。
その場合は、譲れない条件の中でも優先順位をつけて予算の範囲内で優先順位の高い条件から取り入れていくと満足度を上げながら価格を抑えてお家づくりすることができます。
自分一人だけの意見だけでなく、家族の譲れない条件を聞いておくと家族全員にとって暮らしやすいお家に仕上がります。
よく考えて、家族で話し合いをしてみてください。
子供がいる場合は、子供にもどのようなお家がいいのか聞くこと大切です。

形状はシンプルに

建築費の大部分を占めているのは構造であるため、形状はシンプルになる傾向にあります。
よく予算を落とすために四角い箱のような形状が用いられており、外観がシンプルになりますが、外壁塗装などで配色にこだわるとおしゃれにすることも可能です。
外壁塗装の塗料選びは機能性も重視しながら、色選びにもこだわってみてください。
通常は業者が用意している色見本やカラーサンプルを元に色を選んでいきますが、その際に注意すべきポイントがあります。
それは、見本やサンプルで見る色と実際に壁に塗った時に見える色が違うという点です。
サンプルは数センチほどのサイズで色を見るため濃く見えます。
外壁は範囲が広くなり、視覚的に薄く見えるのです。
仕上がったときに思っていた色と違ったというケースも少なくありません。
業者と揉める原因にもなるため、検討している色を拡大してチェックしましょう。
また、室内でサンプルを見るのと、太陽光に照らされて見える色にも差が生じます。
室内で打ち合わせをすると照明に照らされた色を見ることになりますが、外で太陽光に照らされた状態で確認しておくこと差を埋めることが可能です。
曇りなど天候によっても見え方が変わるため、1回で決めずに様々な天候の日に外でチェックしてみてください。

無駄なスペースをカットする

費用を抑える基本は面積を小さくすることです。
例えば、坪単価が60万円の場合、3坪小さくすると180万円もカットすることができます。
しかし、3坪は6畳分に相当するため、そのスペースを減らしてしまうとお部屋が一つ分なくなるようなイメージです。
6畳分を減らすことが困難であれば、お部屋ごとの面積を少しずつ小さくしていくといいでしょう。
そうすることでデッドスペースがなくなり、狭いという印象もなくコンパクトになるのです。
また、動線の作り方もコストカットする上で重要なポイントになります。
動線の面積も小さくしてコンパクトにまとめてみてください。
無駄な動線がなくなれば、広さも確保しつつお家の中で移動がしやすくなります。
家事のやりやすさ、効率の良さは動線にも関係してくるため動きを考えてみるといいかもしれません。
寝室やリビングなど、それぞれの空間に間仕切り壁を設けてプライベートを確保したいものですが、構造や仕上げ、建具にお金がかかるため、できるだけ間取りもシンプルにして壁を少なくすると言う方法もあります。
完全にプライベート空間を分けることは難しいですが、どこにいても家族の気配を感じられる温かいお家になるはずです。
また、コミュニケーションも取りやすくなるでしょう。
また、配管の動線もコンパクトにまとめることで費用の削減になります。
例えば、水回りを一箇所にまとめることです。
トイレや洗面所、キッチンなどを一箇所にまとめると配管が短くなって施工の手間が少なくなります。
専門知識も必要になるため、プロの業者に相談しながら設計してみてはいかがでしょうか。

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